Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

152 Kindle電子書籍のマーカー(ハイライト)部分は、同期&コピーペーストできるのが便利! 〜徒然なるままに〜

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前回まで5回にわたり、Kidle電子書籍の「嫌われる勇気」を読んで感じたことを書いてきました。

今回は、そのブログ記事作成にあたり便利に使わせて貰ったKindleの機能について書いてみます。

Kindleでは、マーカー(ハイライト)部分が同期できる

他の電子書籍はあまり使い込んでいないので不明なのですが、Kindle版電子書籍を購入し、Kindle Paperwhite・iPad mini・iPhoneで1冊の書籍を交互に読んでいて便利なのは、まずどこまで読んだかクラウド経由で同期してくれることです。

電車の中で読んでいて、目的の駅に着いたらただスリープすればいいだけです。紙の書籍では、しおりを挟んだりしますが、Kindleでは特に操作する必要はありません。

また、マーカーを付けたい部分は指でドラッグすればいいだけです。Kindle Paperwhiteは白黒画面なので、マーカーを付けてハイライト表示させても、薄くグレーになるだけですが、iPad miniやiPhoneでは、ピンク・ライトブルー・イエロー・オレンジの4色が選択可能です。

また、ハイライト部分をTwitterやFacdbookでシェア可能です。更に、メモを作成して保存することも可能になっています。

こうしてマーカーで付けたハイライト部分は、クラウド経由でそれぞれの機器に同期してくれます。これも、どこまで読んだか同期してくれるのと同様に大変便利な機能です。

10 3台画像

ハイライト部分をブラウザで一覧表示できる

更に、Amazonのサイトでサインインすれば、ブラウザでハイライト部分を一覧表示できるのです。まず、このページをブラウザで表示し、サインインします。

42_Amazon44_Amazon_ログイン

サインインできたら、自分のハイライト表示画面に移ります。

46_ハイライト表示

自分がマーカーを付けた電子書籍のタイトル等の表示の下に、ハイライト部分が一覧表示されます。

50_ブラウザ画面

ブラウザの一覧表示を書籍の要約等に活用

この一覧表示機能は、書籍の要約等を作成するのに大変便利に活用できます。

それでは、ブログ記事で書籍の一部引用をした時に、どのように操作したのか、かいつまんでご紹介しましょう。

まずこれが、端末リーダーでマーカーを付け、ハイライト表示した部分です。

55 3台スクリーンショット

この部分をブラウザで一覧表示してみます。どうも、マーカーを付けた最後の一文字が表示されていないところがあります。

60_マーカー箇所ブラウザ表示

そして、この一覧表示部分を纏めてテキストエディタにコピー&ペーストします。ここでは、MacのCotEditorを使用していますが、他のエディタやWord等、後で説明する一括置換機能があればなんでも構いません。

70 エディタ1

纏めてコピペすると、「Read more at location」「 • Delete this highlight」「Add a note」等の不要な文字列がありますので、これをエディタの一括置換機能を用いて消去します。まずは、その機能を呼び出します。

80_エディタ検索

そして、不要な文字列消去の操作を必要回数分繰り返します。

90_検索置換

最後に、欠落した文字の補正や加筆修正を行い、体裁を整えていきます。これで要約等の完成です。

100_エディタ2

どうでしょう?以前は、紙の書籍にラインマーカーでマークを付けて、後からパソコンで一から打ち込んで要約等を作っていたとすれば、本当に短時間で作成できるようになります。時間効率の面から本当にありがたい機能だと思います。

さて、一昨日の夜、富田はある読書会に参加しました。これは「自分をつくる学校」のメイン講師でもあり、数々の書籍を出版している原尻淳一さんが主催されたもので、参加者は全員「自分をつくる学校」の卒業生です。

原尻さんが以前出された「READING HACKS!」のリニュアール版である「読書HACKS!」が昨年9月に出版されたことを機会に企画された読書会だったのです。この本のサブタイトルが「知的アウトプットにつなげる超インプット術」と付けられた通り、今後ビジネスマンとして、ビジネスの場面で、或いはブログ等に知的アウトプットをするため、どのように読書習慣を付け、効果的な読書術を身に付けるか、という目からウロコが沢山の読書会でした。

そこで紹介された中で印象的だったのが、「本を書くために、本を読む」という言葉です。最終的には本を書くことを目標とし、それを常に意識して本を読むという姿勢が大事だと思いました。そうすれば、単に読み流すことなく「本を書く」というアウトプットのために、どうインプットし、どのようにそれを蓄積していくか、ということを常に工夫していくと思うからです。

そして、Kindle電子書籍で用意された機能を使いこなすことで、こうしたインプットと蓄積が効果的に行えるようになると実感した次第です。安易な引用の濫用や、単なる情報の蓄積に留まることは避けなければなりませんが、折角の技術革新ですから大いに活かしていきたいですね。今後の更なる機能強化が楽しみです!(^_^)

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さて、今日も少々長くなりましたので、ここまでにします。
ではまた!(^_^)

 
 

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(2014.2.27記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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