すっかりブログ更新を怠っている富田です。今年5月にセルフブランディングを学ぶ社会人学校「自分をつくる学校」を卒業後、インターネットビジネスにチャレンジすべくビジネススクールに入学したり、ソーシャルおじさんズのコミュニティに参加してコラボの機会を得たり、とブログ記事の題材に事欠かない生活をしていながら勿体ないことをしました。
それでは、そうした中で2週間毎に開催される全4回シリーズの読書会に参加している現在、そこで得た思いを今日から少しずつアップしたいと思います。今日は、まず読書会の内容をご紹介します。
この読書会は、「自分をつくる学校」メイン講師の原尻淳一氏が主催する読書会で、今回で既に3シーズン目。原尻講師がテーマを基に選定した書籍を事前に読み、当日は受講生同士でその本について議論します。その後、講師から読書におけるポイントが講義される形式です。
今回は「自分をつくる学校」卒業生枠で参加させて頂きました。
自分をつくる学校 特別ゼミ — 自分をつくる読書会
2012年11月〜12月に開催された1シーズン目のテーマは『ブランド』で、課題図書は以下の通り。
『私的ブランド論―ルイ・ヴィトンと出会って (日経ビジネス人文庫) 』(秦 郷次郎著)
『「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)』(齋藤 孝著)
『ライフワークの思想(ちくま文庫)』(外山 滋比古著)
『MAKERS(NHK出版)』(クリス・アンダーソン著)
『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』
(デイヴィッド・ミーアマン・スコット、ブライアン・ハリガン 著)
2013年3月〜4月に開催された2シーズン目のテーマは『アイデアハック』(アイデアを形にする際にどのような「方法」で形にしていくのか?)で課題図書は以下の通り。
『思考のレッスン (文春文庫) 』(丸谷 才一著)
『知性の磨き方(PHP新書)』(林 望著)
『考えの整頓(暮しの手帖社)』(佐藤 雅彦著)
『思考の整理学(ちくま文庫)』(外山 滋比古著)
8/10現在、既に4回中2回が終了した3シーズン目のテーマは『戦略論』。
以下、サイトから少し引用します。
・・・・・・・
戦略といわれると、難しい、広範で大変そうといったイメージがありますが、企業活動の根幹であり、誰もが覚えておくべき「考具」の1つです。また、マーケティング戦略は講師が長年仕事をしてきた主題でもあり、読書に加え、面白い実話で理論を補強していきます。
読書会では、わかりやすく小説と実践が混じった三枝匡さんのシリーズを皆で読んでいきます。企業の政治的な面も踏まえつつ、戦略の概念をどう使って切り込んでいくのかを解説していきます。
・・・・・・・
具体的な課題図書は以下の4冊です。原尻講師の一言コメント付きです。
初回は、まず「戦略とは何か」を具体的に考えます。どう攻め込んでいくのか、どう切り崩すのか、を主人公に肉薄しながら、自社にフィードバックして考えていきましょう。
文字通り、赤字企業の立て直しがテーマの小説です。強みとは何か、それをどう形にしていくのか、人材をどう選ぶのか、そしてどう攻めるか。色々な要素が複雑に絡み合いながら、戦略を読み解きます。
さらに、企業再生という「経営視点」へ引き上げて、社長の目線で考えてみます。さらにリーダー育成というテーマも絡んできます。ここでもマーケティングの視点を絡めながら、様々な議論を投げかけていきます。
最後に、大前研一さんの70年代の出世作。「企業参謀」を読んでいきます。マーケッターはプロジェクトの参謀であり、気概がなくては駄目。そのヒントをこの1冊から吸収し、自分の業務にフィードバックしていきましょう。
・・・・・・・
これまで「戦略プロフェッショナル」「V字回復の経営」を読んできましたが、著者である現ミスミグループ本社会長の三枝匡氏が書く企業再生物語は、実在する企業で実際に起きたことがベースになっているだけに、その迫力は他の追随を許さないと言ってよいでしょう。読書会の次回は「経営パワーの危機」です。
このブログでは、課題図書を読み、読書会参加者と読後感について意見交換し、原尻講師から実務に即した解説を聞き、どんな思いを抱いたかについて次回以降アップしていきます。
ということで、今日はここまで。ではまた!
_____________
(2013.8.10記)