今日は連休の谷間最終日の金曜日ですね。いよいよ明日から4連休です。どんな計画を立てていますか?大いに楽しんで下さい!
今日は朝からよく晴れて、また夏日になりそうです。一気に初夏の気候になってしまって、昨日は汗をふきふき活動していました。
そして昨晩は、ある年若き友人に久しぶりに会って、いろんなことを話してきました。今日は、その友人に向けたエールを書いてみたいと思います。
彼も富田も申年(さるどし)生まれ
年若き友人である彼とは、昨年初めに知り合いました。
一緒に活動をする中で、熱く議論を交わしたり、遅くまで飲みながら叱咤したり激励したり諭したり、という時を共に過ごしていました。
そのうち、彼はその活動に参加しなくなり、心配した別の仲間と共に連絡をとって会おうとしました。
どうやら親御さんの具合が悪くなり、それで出身地に戻ったりしていたようです。
そのうちに、こちらも日常の流れに紛れて過ごしていましたが、先日彼からFacebookで突然連絡があったのです。
驚いて返信すると、高校卒業後続けていた仕事をやめて、通信制の大学に入り直したとのこと。では、新たにスタートした彼の入学祝いをしなきゃね、ということになり、昨晩別の仲間と共に集った次第です。
改めていろいろと話しているうちに、なんと彼が富田と同じ申年(さるどし)生まれであることが判明しました。そして、な、なんと三回り、36歳差であることも判明したのです。ガーン…(^^;
いくらでも思い悩めるのは若者の特権
そして、いろんなことを話すうちに、彼は現在本当に自分がやりたいことを見つけられずに悩んでいることが分かりました。
そして、ぼんやりと進みたい方向はあるものの、まだ自分の中にそれだけの実力が備わっていないことにも悩んでいます。
色々とアドバイスをしましたが、本音のところでは、まだ21歳の彼がそこまで真剣に思いを巡らせていることに舌を巻き感心していたのです。
自分が21歳の頃を思い出すと、大学のゼミやクラブに打ち込んではいましたが、そんな真剣に自分の将来の進む道について考えたり、悩んだりしていませんでした。
卒業までに、どこかいい会社に内定貰うように頑張って、就職したらその会社でずっと働くんだろうなぁ、位の脳天気な考えでいたはずです。
今の若者は、少子高齢化が進んで年金などの公的制度の信頼が揺らいでいること、いずれにしても自助努力なしに生き抜けないこと、大企業・有名企業に就職することが必ずしも幸せに繋がらないこと、それらのことを十分に認識していて、自分の生き方を真剣に考えざるを得ない立場にあるのですね。
その中でも、彼は自分が思い描くステージに早く到達したい、という焦りを感じているようでした。
通信制の大学で学びながら、昼はインターン制のある企業で働き、自分を試し、鍛えたいという希望も持っていました。
そんな風に前に進んでいるのですから、焦りを感じる必要はまったくないと思います。
いろんなことにチャレンジして、試行錯誤して、壁にぶち当たったり、失敗したり、そして思い悩んだり。そんな経験もいっぱいしたらいいとアドバイスしました。
できれば、失恋も沢山したほうがいいと言っておきました。失恋の経験自体は、辛く苦しいものですが、なぜ自分が振られたのか、反省するいい機会になるからです。
ああ、自分はわがままだったな、とか、あの時なんで相手の気持ちを慮ってあげられなかったんだろう、とかたくさん反省することがあるはずです。
そして、次からはそこを改めていこう、と決心すればいいのです。でも、人間そうすぐには変われないので、また同じ過ちを犯して失恋する。
そんな経験を繰り返しすることで、少しずつ変わることができて、結果的に成長するんだと思います。
昨日は年長者らしく、彼に偉そうにいろいろとアドバイスしましたが、本当はおじさんも日々思い悩んでいるのです。
ただ、彼よりも経験を積んでいて、そういったことへの対処が少しだけうまいから、短時間で解決できるか、とっとと諦めることができるわけです。
いずれにしても、彼には回り道しようが、行き止まりに突き当たって引き返そうが、これからまだ十分時間があります。
どんどん思い悩めばいいと思います。それが若い時の特権ですから。
それでも、行動していれば昨日より今日は前に進んでいるはずです。決して停滞したり、戻ったりしているわけではありません。
それに誰かと比べて、自分は遅れているとか、えらく後ろを進んでいるとか思う必要はまったくありません。
昨日の自分より、今日は前を進んでいる。そんな風に感じられたらOK、どんどん行動して欲しいと願っています。
いやー、それにしても彼の一途な若さに触れて刺激を受けるとともに、楽しいひと時を過ごすことができました。そして、その若さが羨ましくもあり、眩しくもありました。
というわけで、無限の可能性を秘めた若き友人よ、とにかく行動あるのみ!頑張れ!
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さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!(^_^)
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(2014.5.2記)