昨日、約半年間の宇宙ステーション滞在、そして、船長という重責も果たした若田光一さんが、無事地球に帰還しました。
そのシーンを、ここ天照大神を祀る伊勢神宮の地で見ていて、不思議な感慨に襲われました。今日は、そのことについて書いてみます。
天照大神を祀る内宮
いつも通り、Wikipediaで確認してみます。
天照大神を祀る神社を神明神社といい全国各地にあるが、その総本社は神宮(伊勢神宮)の内宮(皇大神宮)である。
皇大神宮は三種の神器のうちの一つ八咫鏡(ヤタノカガミ)を御神体として安置する神社である。
天照大神(あまてらすおおみかみ)は、日本神話に登場する神。皇室の祖神で、日本民族の総氏神とされている。
記紀によれば太陽を神格化した神であり、皇室の祖神(皇祖神)の一柱とされる。信仰の対象、土地の祭神とされる場所は伊勢神宮が特に有名。
日本の太陽信仰(天照大御神信仰)はBC5300年の鬼界カルデラ大噴火に起因すると考える説も存在する。 天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった天岩戸神話を鬼界カルデラ大噴火の火山灰の雲による大災害と見る動きもある。
よく知られているように、天照大神は太陽を神格化した神なのですね。
この世を照らす太陽がなくなったら、我々人類は生きていけなくなります。
若田光一さんの帰還
というわけで、若田さんの帰還を見て、天照大神を連想してしまいました。やや飛躍しすぎでしょうか。
ニュースでは、若田さんの出身校である小学校や大学の生徒達が、目をキラキラ輝かせながら、無事の帰還を祝うとともに、なんとも言えない感動に包まれているようでした。
これは、出身校の生徒だけでなく、日本中でこのニュースを見ていた少年少女達の多くも、やはり感動していたと思います。
宇宙に思いを馳せる、これは逆に見れば宇宙から地球を見て、思いを馳せることになります。
人類一人ひとりは、小さな存在ですが、多くの人の知恵を結集すると、宇宙ステーションが完成し、そこで長期間生活ができるようになりました。
若田さんは、極めて優秀な方ですが、一人では宇宙に行けません。気の遠くなるような人々の努力の結晶で実現した快挙です。
それでも、宇宙から帰還した姿を見ると、神々しさを感じてしまいます。
伊勢神宮ゆかりの地に滞在していて、帰還した彼の重力に抗う姿を見ると、やはり「神の降臨」という言葉が思い浮かんでしまいます。
彼の姿が、たくさんの人達に光を与えているのは事実でしょう。これから多くの少年少女達が宇宙を目指して、人生を歩み出すことだと思います。
富田の夢は、生きているうちに、遙か宇宙から地球をこの目で見ることですが、まざまざとそんな日を思い浮かべてしまいました。
まだまだ明るいニュースが少ない中で、夢と希望と光を感じた出来事でした。
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さて、今日は少々とりとめがなくなってしまいました。ここまでにしますね。
ではまた!
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(2014.5.15記)