今朝は、FIFAワールドカップ3位決定戦で、ブラジルがオランダに0-3で敗戦。4位が確定し、ブラジル国民にストレスの残る結果となりました。
そして、いよいよ明日未明には、ドイツ対アルゼンチンの決勝戦が行われます。どんな結果になるか、楽しみです。
さて、「今日は何の日?」シリーズを再開します。このシリーズも早いもので20回目。
今から84年前、1930年7月13日に第1回ワールドカップがウルグアイで開幕しました。そこで今日は、改めてワールドカップの歴史をお勉強してみました。
FIFAワールドカップの歴史
そもそもの歴史をWikipediaでひも解いてみると、国際サッカー連盟 (FIFA : Fédération Internationale de Football Association)が創立されたのが、今から110年前の1904年5月21日。
オランダ、スイス、スウェーデン、スペイン、ドイツ、デンマーク、フランス、ベルギーの8ヶ国で創立され、初代会長は、フランスのロベール・ゲランという人だったそうです。
そのFIFA創立時の要綱に、世界選手権 (World Championship) を行う旨が記載されていて、1928年のFIFAのアムステルダム総会において大会名称を「ワールドカップ」とすることが定められた、とあります。
そして、FIFAは1929年5月18日にバルセロナで会合を開き、第1回ワールドカップの開催国としてウルグアイを無投票で選出しました。
他の候補国が相次いで辞退する中、ウルグアイは開催国として、近代的なスタジアム建設 (建国100周年の記念として建設) と参加国の全招待などを約束し、また、1924年、1928年と連続してオリンピックチャンピオンになっていて、実力も伴った充分な条件を持つ国として選出されたのです。
第1回ワールドカップの優勝国もウルグアイ
そして、第1回ワールドカップは、1930年7月13日から7月30日にかけて開催され、出場13カ国で争われました。
なんでも、第1回大会は以後の大会と異なり、出場権を賭けての地区予選は行われず、全てのチームは招待されて参加したそうです。
まだ今のようなエアラインもなく、船での長旅を強いられるため、ほとんどのヨーロッパのチームが出場を辞退し、開催2ヶ月前の時点でユーラシア大陸からの参加チームは1つもなかったとあります。
当時のFIFAの会長、ジュール・リメが参加を呼びかけた結果、ベルギー、フランス、ルーマニア、ユーゴスラビアの4カ国 (すべて当時のフランスの同盟国) が参加に踏み切ったとのこと。
決勝トーナメントは、グループリーグを勝ち残ったアルゼンチン・アメリカ合衆国・ウルグアイ・ユーゴスラビアの4カ国で行われ、開催国ウルグアイの優勝で幕を閉じました。
決勝戦の前半で使用されたボールの写真を見ると時代の流れを感じますね。
そんな歴史を持つFIFAワールドカップ第20回ブラジル大会も、まもなく閉幕します。
2018年のFIFAワールドカップ開催国はロシアです。4年後に向けて、日本代表には一から鍛え直して、頑張って欲しいですね!
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.7.13記)