さて、「今日は何の日?」シリーズ第57弾です。
昨日8月29日は、焼肉の日、ケーブルカーの日、ベルばらの日といろいろな記念日でした。
8月30日も負けず劣らず記念日がありました。今日は、富士山測候所記念日、マッカーサー進駐記念日、冒険家の日となっています。
富士山測候所記念日
今から119年前、1895年 (明治28年) 8月30日に、大日本気象学会員の野中至 (のなか いたる) が、私財を投じて富士山頂の測候所の工事の完成を中央気象台に連絡してきたことに由来しているそうです。
これが、現在の気象庁富士山測候所の前身となりました。
現在の測候所は、無人施設として運用されているそうです。
また、NHKの土曜ドラマ「芙蓉の人」が現在放映されていて、日本の気象学の発展のためという使命感で、高所通年観測=富士山頂での厳冬期気象観測を志し、あの過酷な環境の中、私財を投じて夢を実現した主人公とその妻の物語が展開しています。
マッカーサー進駐記念日
そして今から69年前、1945年8月30日、GHQ最高司令官・ダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に到着しました。
この後、昭和天皇と並んで撮影された写真が新聞に掲載されて、日本国民は敗戦の重みを実感することになります。
冒険家の日
そして、8月30日は日本の冒険家が数々の偉業を達成した日です。
まず、1970年に植村直巳氏が、マッキンリーの単独登頂に成功します。この時点で世界初の五大陸最高峰登頂者となったのです。
その後、1984年2月12日、43歳の誕生日に世界初のマッキンリー冬期単独登頂を果たしますが、翌日消息不明となり現在も遺体は発見されていないそうです。
次に、1965年に同志社大学南米アンデス・アマゾン遠征隊が、アマゾン川の源流コリベニからプーカルパまで、アマゾン河最大の支流ウルバンバ河約1,300kmをゴムボートで3週間かけて下ることに、世界で初めて成功します。
更に、1989年に堀江謙一氏が、小型ヨットで太平洋の単独往復を達成したのです。
この偉業は「太平洋ひとりぼっち」として書籍化され、後に石原裕次郎主演で映画化もされました。
振り返ると、厳しい時代に偉大な冒険家が誕生していたのだなぁ、と感慨深いものがあります。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2014.8.30記)