今日は「いい肉の日」です。そこで「今日は何の日?」シリーズ番外編として、最近行ったお肉の美味しいお店をご紹介します。
南青山の路地に佇む小さなお店
東京メトロ銀座線の外苑前駅からほど近い、青山通りと外苑西通りが交差する、南青山三丁目交差点から少し歩き、脇道というか路地に入り、暫く歩くと「ティーズグリル ( T’s GRILL) 」の前に着きます。
お店に入ると、右手にオープンキッチンとカウンター席、左手にテーブル席が並ぶ、こじんまりとしたお店です。
シャトーブリアン、イチボ、ザブトン、ウデサンカク・・・和牛希少部位の中でも、赤身肉の味が濃い部位を、等級・雌・身のしまり具合などを目利きして、毎日仕入れているそうです。塊肉を豪快に炭火焼きするのがベストな焼き方とか。
頂いたお料理の数々
10月も秋が深まろうかというある日、友人が見つけたこのお店に連れて行ってもらいました。陽が沈み、ちょうどお腹が空いている時に、お肉の焼ける香りが漂ってくると、もう堪りませんね。
まずは、生ビールとサラダを頼んで、胃を整えます。
そして、生ハムです。そんなに味は濃くないですが、コクがあって美味しい!
野菜のグリルです。炭火焼きはほんとに香りが良く、野菜の旨みを引き立てますね。
そして、壁面の黒板に書かれた、今日のお薦めのお肉からいくつかチョイスしました。
まず、和牛のラムシンを頂きました。部位的にはモモにあたる「ラムイチ」という肉の一部分で、「ラムイチ」を形成する「ラム」と「イチボ」の間の芯にあたるものだそうです。
なかなか食べられない部位ですが、ジューシーでとても美味しかったです。
和牛のイチボです。牛の臀部の先の、人間でいうお尻の“エクボ”にあたる部分で、極めて少量しかとれない貴重な部位です。
霜降りの甘さと赤身の旨みが合わさった「通」好みのお肉だとか。これまた焼き加減が絶妙で、お肉の味をしっかりと堪能出来ました。
お肉3種類目は、和牛のハラミです。横隔膜の薄い部分(背中側)ですね。焼肉屋さんではお馴染みですが、こうして厚みのあるカットで頂くと、とても上質な味わいに感じます。
3種類のお肉を、2人で100gずつシェアして頂きました。ゆっくり味わったせいか、結構お腹がいっぱいになってきました。
そこで仕上げに、お店で人気メニューのカレーを頂くことにしました。通常サイズではなく、一口カレーがあったのでそれをオーダーしました。
サイズ比較のため、爪楊枝を横に置いてありますが、ほんとに一口サイズで美味しかったです!
まとめ
表通りは週末の喧噪に満ちていましたが、ほんの少し路地に入ったこのあたりは落ち着いた大人の佇まいです。
ガチャガチャした感じは全くなく、他のお客さんも穏やかに談笑しながら美味しいお肉を楽しんでいる様子でした。
お肉は100g単位でオーダーできて、いくつか頼んでも頃合いを見て時間差でサーブしてくれます。香ばしい炭火で焼きたてのお肉を冷めずに頂けるので、お肉の味をたっぷりゆっくり堪能できて嬉しいですね。
何人かでオーダーしてシェアすることで、たくさんの種類のお肉を楽しめます。調子に乗ってお酒も飲んで、お肉を頼むと1人1万円程度になるかもしれませんが、じっくりと選んで食べれば、とてもリーズナブルに美味しいお肉を楽しむことができます。
ここは、大人の隠れ家的に大切な人と一緒に来るのもいいですね。是非また来たいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
【お店情報】
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(2014.11.29記)