さて、今日は「ボクシングの日」だそうです。
「ボクシングの日」の由来
今から63年前の1952年 (昭和27年) 5月19日に、挑戦者・白井義男が世界フライ級チャンピオンのダド・マリノに判定勝ちし、日本初のボクシング世界タイトル保持者が誕生しました。
これを記念して、日本プロボクシング協会が2010年に制定したのがその由来です。
この記念日と同時に、プロ野球での名球会に相当する「プロボクシング・世界チャンピオン会」を結成したそうです。
「ボクシングの日」に思うこと
ちなみに、「プロボクシング・世界チャンピオン会」の発足時のメンバーとして、最高顧問はファイティング原田(第30代フライ級、WBA第5代・WBC第2代バンタム級)、会長はガッツ石松(WBC第12代ライト級)、副会長は具志堅用高(WBA第3代ライトフライ級)と、僕たちの世代には懐かしい顔ぶれが並んでいます。
特に、具志堅用高は強烈な印象があります。
今では、バラエティー番組で活躍、その独特のキャラクターから実に愛すべき存在となっていますが、現役時代の迫力は凄かったです。
確認してみたら、プロデビュー戦から8連勝。9戦目にして世界王者への挑戦権を獲得。初挑戦でKO勝利、チャンピオンとなりました。
そこからが凄い。初防衛を果たすと13回連続で防衛を果たし、それまでの記録である輪島功一の6回防衛の記録を大幅に塗り替えました。
1976年 (昭和51年) 〜 1981年 (昭和56年) にかけて、王座に君臨したのです。
これは男子ボクシングの記録としては、まだ破られていない記録で偉業といえますよね。
途中から、もう防衛するのは当たり前で、ずっとチャンピオンでい続けるのではないかと思ったほどでしたが、14回目の防衛戦でセコンドからタオルが投げられました。
その時はTV観戦していましたが、目の前で負けを見て信じられない思いでした。でも、人間やはり限界がくるのだな、と妙に納得した記憶があります。
いずれにしても、あの強い時代の具志堅用高をもう一度見たいと思った「ボクシングの日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.5.19記)