さて、今日の日付語呂合わせは、「は (8) いく (19) 」で「俳句の日」だそうです。
「俳句の日」の由来
京都教育大学の教授で、正岡子規研究家の坪内稔典が提唱した記念日だそうです。
夏休み中の子供達に、俳句に親しんで興味を持ってもらうために、毎年イベントを行っているとか。
そもそも俳句の歴史を確認してみると、Wikipediaでは次のように解説されていました。
俳句は近世に発展した文芸である俳諧連歌、略して俳諧から生まれた近代文芸である。
室町時代に流行した連歌の遊戯性、庶民性を高めた文芸が俳諧であったが17世紀に松尾芭蕉が出てその芸術性を高め、なかでも単独でも鑑賞に堪える自立性の高い発句、すなわち地発句を数多く詠んだ事が後世の俳句の源流となる。
そして、明治になって近代文芸としての俳句を成立させたのが正岡子規だったのです。
「俳句の日」に思うこと
俳句、そして正岡子規と聞いて思い出すのは、子規の生まれ故郷である四国は愛媛県松山市でしょうか。
松山市には、子規記念博物館という立派な市立博物館が建っています。
「俳句の里 松山」として、市内には多くの観光俳句ポストが設置され、広く俳句を募集しています。
ポストは2ヶ月に一度開函されて、入選作品が発表されているとか。
昨年、松山に出張した折に、松山に住む友人に案内して貰ったのですが、立ち寄った先々で観光俳句ポストを見ました。道後温泉にもありましたよ。
松山といえば、夏目漱石の「坊っちゃん」に松山城と道後温泉が有名ですが、市内の観光俳句ポストも手伝ってとても文化的な香りのする都市です。
瀬戸内の海の幸にも恵まれて、なんでも美味しく頂けるところでもあります。
四国一の都会ですが、喧噪感とは無縁で再度ゆっくり訪れたいですね。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.8.19記)