さて、今日は「福島県民の日」だそうです。
「福島県民の日」の由来
今から139年前の1876年8月21日に、福島県・磐前県・若松県が合併し、福島県がほぼ現在の県域となったことを記念して、福島県が1997年に制定した記念日です。
福島県は、越後山脈と奥羽山脈に挟まれた日本海側内陸の「会津」、奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた太平洋側内陸の「中通り」、阿武隈高地と太平洋に挟まれた太平洋側沿岸の「浜通り」の3地域に分けられます。
「福島県民の日」に思うこと
東日本大震災以来、中通り・浜通りという地域名を地震のニュースでよく目にするようになりました。
知らないと、なんだか主要な道路 (通り) の名前と勘違いしてしまいますね。
それぞれの地域には、多くの市が含まれます。浜通りには、福島第一原子力発電所がある双葉郡大熊町もあります。
あの3.11から、まもなく4年半が経とうとしています。阪神淡路大震災の時もそうでしたが、時が過ぎるにつれて復興に関するニュースに接する機会が少なくなってきました。
安保関連法案や新国立競技場など、国に関わる報道は連日されていますが、福島県をはじめ被災地のことについて、やはり意識が薄れてきている自分に気がつきます…
さて、次の写真を記憶している方も多いのではないでしょうか…東日本大震災の時に、AP通信の写真記者が撮影したものです。今見ても胸が締め付けられます。
後に、この女性は宮城県に住んでいた伊藤茜さんで、自宅に残した愛犬のメイを流されてしまった直後に撮影されたことが分かります。
この後、茜さんとメイは奇跡の再会を果たしますが、その経緯はこちらで。
「何気ない日常が宝物」・・・
ほんとにそう思います。日々、つらいことや苦しいことがありますが、一人でも家族と一緒でも、住む家があり健康でつつがなく過ごせる日常があれば、まずそれが宝物です。
日々の慌ただしさに紛れて忘れがちですが、このことを常に肝に銘じて過ごしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.8.21記)