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” 生命・きずなの日 ” に思うこと → 臓器提供の意思表示には、家族みんなの理解と同意が必要と思う

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さて、今日は「生命・きずなの日」だそうです。

「生命・きずなの日 」の由来

臓器提供したドナーの家族で作る日本ドナー家族クラブが、2002年に制定したそうです。

5月は新緑の候で生命の萌え立つ季節であり、17日になったのは「ド ( 十 = とお) ナー (七) 」の語呂合せによります。

臓器移植とは、「提供者 (ドナー) 」から「受給者 (レシピエント) 」に臓器を移し植えることですね。

臓器提供の意思は、インターネットで意思登録をするか意思表示カード・シール、健康保険証や運転免許証の意思表示欄などで示すことができます。 (参考 : 日本臓器移植ネットワーク)

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「生命・きずなの日 」に思うこと

臓器提供については、本人の意思と共に遺族の思いが尊重されなければいけないと思っています。

亡くなられた本人が、生前に臓器提供の意思を明示していたのであれば、それを尊重し、人さまのために臓器提供することが道理であろうとは思います。

しかし、大切な家族を亡くした遺族の心情もまた無視できるものではありません。

理屈では、故人の意思を尊重し臓器提供した方がよいと理解していても、愛する家族の肉体の一部を取り出し、他人の体内に移植することを感情的に受け入れられるかどうかは別問題でしょう。

テレビドラマなどでは「あの人が別の形で生き続けるのだ。」などというセリフが語られたりしますが、果たしてそのように納得できるのか、人によって大きく異なると思います。

遺言書に臓器提供の意思があることを書いたとしても、遺産相続以外は法的拘束力はないようです。遺族の同意もないと、実際には難しいでしょうね。

やはり臓器提供については、生前に家族でよく話し合い、全員の理解と同意を取り付けておくことが必要ではないか、と思う「生命・きずなの日 」の朝なのでした。

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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
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(2015.5.17記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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