さて、今日は「時の記念日」だそうです。
「時の記念日」の由来
今から95年前の1920年 (大正9年) に、東京天文台 (現 国立天文台) と生活改善同盟会が制定したとされています。
その由来は、日本書紀の天智天皇10年4月25日(グレゴリオ暦6月10日)の項に、「漏刻を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。」と記述されていることを記念して制定されたそうです。
それは、日本国民に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけ、時間の大切さを尊重する意識を広めることを目的にしていたとか。
「時の記念日」に思うこと
ポスターに「時 是レ金」とありますが、「時は金なり」ですね。
1日24時間は、誰にとっても平等に与えられた時間です。お金のように貯めることはできませんし、ビデオ再生のように一時停止もできません。
1秒1秒、確実に進んでいきます。
その「時」をどのように過ごしていくのか。歳を重ねる毎に、残された時間は確実に少なくなっていきます。
あの3.11を経験して、「何気ない日常が宝物」であることを痛感させられました。
いろいろと躓いたり、道に迷ったりすることも日常茶飯事ですが、その日常も貴重な経験です。
というわけで、健康で1日1日を過ごせることを感謝して、これからも時を慈しみながら歩んでいこうと考えた「時の記念日」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.6.10記)