閑話休題。
さて、あの「阪神・淡路大震災」が発生したのは、今から21年前の1995年1月17日でした。そして、まもなく「東日本大震災」から5年が経とうとしています。
忘れてはいけない大震災
1995年 (平成7年) 1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部沖の明石海峡を震源として、マグニチュード7.3の大地震が発生しました。
戦後に発生した地震では、1946年 (昭和21年) の南海地震や、1948年 (昭和23年) の福井地震を大きく上回り、当時の地震災害としては戦後最大規模の被害となってしまいました。
僕は、1983年 (昭和58年) 2月から3年ほど、以前勤めていた会社の大阪支店で、神戸地区の営業を担当していました。
当時足繁く通っていた神戸の街が、無残な姿になってしまったのをニュースの映像で見て、完全に言葉を失ってしまいました。
震災から生まれたある期待
阪神・淡路大震災から21年経った今、神戸の中心街の映像を見ると、ビルなどのハード面はほとんど復旧した感があります。
しかし、復興にはまだまだ時間がかかる、という意見も聞きます。
特に、地域の繋がり、人との繋がりなど、震災前にあったソフト面が破壊されたままで、これを取り戻す見込みがないというのです。
一方で、実際にこの大震災を経験していない十代の若者が、率先して大人の経験談を聞き出し、将来の地域の担い手として活躍しようと行動しています。
東日本大震災では、自衛隊員や消防隊員の活躍を目にして、自分もその道に進みたいと志す若者も多くいました。
こうした若者達は、とても逞しく頼もしく感じます。
つい先日の成人式では、各地で暴挙に及ぶ若者が相変わらず報道されていましたが、そのような輩はほんの一部だと思うのです。(そもそも大人になっていないあんな輩は、成人式出席を自粛すべきと思いますが…)
というわけで、志ある若者達の今後に大いに期待したいと思う、あの日から21年目の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.1.17記)