Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

025 【ITおじさんの、楽に・楽しく・情報化 (5) 】これからお伝えしたいこと・・・

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1 アイキャッチ

 

◇◇◇ 今、実際に使える便利機能 ◇◇◇

外出先からの帰り道、あと2〜30分で自宅に戻れる時間におもむろにiPhoneを取り出してブラウザから暗証番号を入力、表示された画面で自宅のお風呂を沸かす指示を出す・・・

出張先や旅先で新聞を読んでいたら興味あるTV番組が・・・おもむろにiPhoneを取り出して専用アプリを起動、TV番組表を表示させて番組を指定、録画予約をタップして自宅のレコーダーに予約の指示を出す・・・

どちらも現在便利に使っている実際にある機能です。

2 iPhone画面1

3 iPhone画面2

これらは一例で、他にも例えばスマート家電と呼ばれるスマホと連携できる機器には以下のような色々な便利機能があるようです。

◆外出先からエアコンを遠隔操作し、動作状況の確認や操作が行える「どこでもリモコン」
◆バランス計等にスマートフォンをかざすことで、測定データを吸い上げてグラフ化等を行ってくれる「ダイエットメモ」
◆レシピを登録したり、レンジにかざすだけで調理モードや調理時間を簡単に設定できる
◆洗濯機にかざすだけで、洗濯コースの自動設定ができたり洗剤のデータをクラウド経由で取得できる
◆冷蔵庫にかざすと、扉の開閉回数や消費電力等のエコ情報を取得できる

 

◇◇◇ これからお伝えしたいこと ◇◇◇

当方は昔々、白黒テレビの丸いチャンネルをガチャガチャ回して東京オリンピック(1964年開催)を見ていた世代です。リモコンが出た時に「なんと便利になったのだろう!」と思いましたが、当時のお年寄りは「この不精者が!」と眉をひそめていたものでした。^^;

それから月日は流れ、ビデオレコーダーが登場し時間の制約なしに番組を録画して楽しめるようになりました。そして媒体はテープからDVD、そしてブルーレイディスク(BD)へと変わり、操作方法も随分簡単になりました。でも、我々の親世代は未だに録画予約はめんどくさいものだと決めつけて諦めています。

それがインターネットやスマホなどの登場によって、冒頭に書いたように録画機器の前に行かずに世界中どこからでも録画予約ができるようになりました。「時間」に続いて「場所」の制約から解き放たれたのです。

でも帰宅して録画した番組を見たら期待外れで時間が勿体なかったな、ということになるかもしれません。それなら外から予約なんかできなかった方が良かったかもしれません。

何にしても便利になる反面、失うものもあるのが事実です。では、インターネットもパソコンもスマホもない時代に戻った方が幸せなのでしょうか?

僕はそうは思いたくありません。インターネットもパソコンもスマホもツール(道具)です。知恵と工夫でツール(道具)に「使われる」「振り回される」のではなく、うまく「使いこなし」、失うものを最小限に留めていくのが良いと思います。

最近も文字の大きさを自由に変えられる電子書籍はとても老眼の身にありがたいけど、夜ベッドで液晶画面のタブレットを使っていると視力が衰えることを実感しています。これでは本末転倒なので、目に優しく明るい日差しの中でも文字が読めるe-ink スクリーンを備えたKindle Paperwhiteという電子書籍リーダーを購入しようか検討中です。8千円足らずで購入できますね。

これまで、「ITおじさんの、楽に・楽しく・情報化」シリーズでは、プロローグとして当方が新入社員として入社した35年前から現在に至る「自分史」を紐解きながら、「我、如何にして、ITおじさんとなり得たか」という歴史物語を3回に亘ってお送りしてきました。

いよいよ次回からは、具体的に「時間」と「場所」の制約を取り払う方法をお伝えしていこうと考えています。

「ITをもうちょっと使いこなしたいけど・・・ハードルが高いなぁ・・・」と思っている方の背中を押して差し上げて、そのハードルを超えた先に広がる新しい世界を是非楽しんで頂ければ、と思います。

そして新しい世界で待ち受けている良い事だけでなく、少し間違えると失う事があることにも触れながら、それらを避けて上手に楽しむ術をお伝えできたらと思います。

まずハードルを超えるために必要なのは、それに取り組む時間です。何かをやめる、例えばテレビを見ることをやめるという方法も新たに時間を作り出す有効な手段ですが、もう一つ「より時間をもたらしてくれる仕組み」を作るという手段も是非考えましょう。

現在1時間かかっていることを半分で終わらせる仕組みを作れば、その30分を新たな取組に費やすことができます。その仕組み作りにITはとても有効な手段になるはずです。「時間効率化ツール」としてITを活用する。まずは、そこから始めませんか?

では「楽に・楽しく・情報化」を目指して参りましょう!

 

(2013.1.25記)

 

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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