さて、今日はいろいろとやりたいことがあるのに、自分の得意技である「先送り癖」がまたまた頭をもたげてきたことについて書いてみます。
「不満」を行動の原動力にする
昨年暮れに感じた不満、それはフリーランスとして独立してから4年近くが経過して、だいぶ満足できる状況に至った結果、その現状に留まろうとする自分に対して感じた不満でした。
現状維持は、すなわち後退を意味するのだ、という思いが日に日に強くなり、それが自分に対する不満となっていったのです。
その不満を原動力として、年明けから「新たなコンフォートゾーン作り」へのチャレンジを始め、取り組んでいるうちに、ワークスタイルを含むライフスタイルの再設計に取り組もうと思い始めました。
そして、現在の住まいと別に地方の住まいを構えるデュアルライフを実現し、現在の日本の課題である「地方創生」になんとか貢献できないかという思いを抱くに至ったのです。
そうこうしているうちに、ムクムクと頭をもたげてきたのが「先送り癖」です。
まっ、いいか…明日やろう…
「めんどくさい」「明日やればいいや」「ほかにやることがある」「忙しいしお金もないからやっぱり無理」…
誰しも、こんなことを考えたり、やるべき課題をほったらかしにしてしまったことがあるはずですよね。
当然のことながら、僕も例外ではありません。むしろ、先送り癖は僕の得意技といっていいと思います。
ところで、ライフスタイルの再設計という取り組みは、一朝一夕にできるものではありません。そのためにやるべきこと、やりたいことはたくさんあります。
毎日少しずつでも取り組んでいかなければ、前に進みません。
でも、ちょっと仕事が立て込んだり、予定が詰まったりすると、「まっ、いいか…明日やろう…」となってしまうのです。自分自身がやりたいことなのに…
今やることの面倒さ < 先送りから生まれるダメージ
このブログでも何度かご紹介していますが、ビジネス系メールメディアで、個人発行として日本最大規模の「平成進化論」というメールマガジンがあります。
2015年5月9日に配信されたメルマガ4257号で、著者の鮒谷周史さんは以下のように書いておられました。
■「ほねがらみの先送り癖」に悩まされている人は、
「先送りした結果」について、どんなリスクや損害が
想定されるか、イメージすると良いだろう。
■ きっと例外なく
「今すぐやることの面倒さ < 先送りから生まれるダメージ」
となるはずだ。
■ こうして前倒し習慣がつけば、その習慣自体が
加速的な成果をもたらしてくれることとなり、
さらなる前倒し、が習慣化されていくこととなるだろう。
どうでしょう?皆さんは、先送り癖を直すのに、どんな工夫をされていますか?
もし、教えて頂ける機会がありましたら、是非教えて下さいませ。<(_ _)>
僕にとって、先送りから生まれるダメージは、残された人生の長さと密接に関係します。
あとちょうど1ヶ月で、僕は還暦を迎えます。なので、今30歳の方と比べたら、99%僕の方が残された人生は短いはずです。
なので、先送りを続けているような暇は、僕にはないはずです。
ライフスタイルの再設計が遅れれば遅れるほど、その実現が遅くなり、結果として新たなライフスタイルで暮らせる期間が短くなってしまいます。
というわけで、残りの人生の期間を思い、先送り癖を改めなければ!と改めて思った次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2016.2.5記)