Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

7月17日は、祇園祭の山鉾巡行の日!27年前のあの暑い日を思い出す…

0

0

0

0

0

アイキャッチ画像(画像出典元はこちら)

閑話休題。

さて、今日7月17日は、京都の祇園祭の各種行事の中でも、重要無形民俗文化財に指定されている山鉾巡行 (やまほこじゅんこう) が行われる日です。

僕にとっては思い出深い、京都の夏の日の思い出を、今日は書いてみます。

新婚生活を過ごした京都

僕が結婚したのは、1986年6月です。それから3年ちょっと、新婚生活を送ったのが京都でした。

そして、今から27年前の1989年7月17日、当時勤めていた会社の京都支店から東京本店への転勤内示を受けていた僕は、同僚と共にオフィスの窓に張り付いて、山鉾巡行のスタートを見ていました。

というのも、山鉾巡行のスタート地点である四条烏丸の交差点に建つビル3Fにオフィスがあったからです。

山鉾巡行は、巡行の先頭を行く長刀鉾 (なぎなたぼこ) に乗ったお稚児さんが注連縄 (しめなわ) を切ることでスタートします。その瞬間を見ていたわけです。

注連縄 (しめなわ) 切り(画像出典元はこちら)

山鉾巡行の歴史

元をたどると、西暦869年、全国で疫病が大流行した時に、平安京の庭園「神泉苑」に66本の矛をたて、祇園の神を祀って疫病退散を祈願したのがその始まりとのことです。

2014年の祇園祭から、山鉾巡行や宵山の日程、巡行ルートなどが、それまでと変わりました。

それまでは、7月17日に行われていた山鉾巡行が、7月17日と24日の2日間に分けて行われるようになったのです。元々、山鉾巡行は2日に分けて行われていたそうです。

ちなみに、17日の山鉾巡行を「前祭」(さきまつり) 、24日の山鉾巡行を「後祭」(あとまつり) と呼びます。

山鉾が街を巡行するのは、八坂神社の神輿を街に迎えるため、邪気を払うことが目的です。祇園祭の神輿渡御は17日と24日の夜。なので山鉾巡行も2度行う、というわけです。

ちなみに、前祭 (さきまつり) に登場する山鉾は23基、後祭 (あとまつり) に登場する山鉾は10基です。

こちらの動画で、山鉾巡行の様子を見ることができます。

四条河原町と烏丸河原町の交差点2カ所で行われる辻回しは有名です。山鉾の4つの車輪は、真っ直ぐにしか進みません。そこをどう交差点で直角に曲げるのか…先人の知恵ですね。

最後に

27年前のあの日、先頭の長刀鉾に乗ったお稚児さんが注連縄を切り、山鉾巡行がスタートした後、営業に出た僕は、まだ時間の余裕があったので、長刀鉾に付いて歩き、2カ所辻回しをする所を間近に見ることができました。

青い空に、太陽がギラギラと輝いていたことを鮮明に思い出します。

今思えば、千年以上の歴史を持つ行事の重みを感じますが、当時は3年以上京都に住んでいながら、ちゃんと観光してなかったなぁ…と暢気なことを考えていました。

京都の地は、夏暑く冬寒い盆地気候なので、決して住みやすいとはいえませんが、その歴史に裏付けられたさまざまな場所があるのは、皆さんご存知の通りです。

30そこそこの年頃に住んでいたことは、勿体なかったですね。今の年齢であれば、もっと京都をじっくり味わうことができたであろうと思います。

5年前から、高校時代の悪友達と毎年春・秋の2回、京都に集って美味しい会席料理などに舌鼓を打っています。

何度行っても、奥深く飽きることがありません。これからも健康でいる限り行き続けたいと思っている次第です。

祇園祭ガイド2016|京都いいとこウェブ
 

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
 
 
・・・・・・・・・・・・
(2016.7.17記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

コメント

人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

詳しいプロフィールはこちら