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さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「短気は損気」とは?
短気を起こすと、結局は自分が損をすることになるという意味ですね。
短気を起こすと、人間関係がこじれたり、仕事もうまくいかないなどの理由から、結果的に損をするのは自分だということです。
「損気」は「短気」に語呂を合わせるために作られた言葉で、「気」に特別な意味はないそうです。
「善は急げ」とも言うが?
物事は焦ってすればするほど、冷静沈着に出来なくなるものだから、焦っている時ほどじっくり落ち着き、考えて対処せよという意味で使われる「急いては事を仕損じる」も「短気は損気」に通じます。
こうした意味の言葉は、「急がば回れ」「慌てる乞食は貰いが少ない」「待てば海路の日和あり」など沢山あります。
よく江戸っ子は気が短い、といいますが、昔から短気な人が多かったのでしょうね。これだけ戒める言葉が多いのですから。
その一方で、「先んずれば人を制す」「機を見るに敏」「善は急げ」という言葉もあります。
これは、どうもその人の性格によって決まりそうです。
のんびり構えて失敗することが多い人は「善は急げ」、慌てて取り組んで失敗することが多い人は「急がば回れ」と唱えることが良さそうです。
さて、貴方はどちらでしょう?
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では、今日はここまでにしますね。
ではまた!
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(2017.5.31記)