Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【一斑を見て全豹を卜す】・・・ 物事の一部分だけを見て、全体を推し量ることができれば良いが、リスクも存在する

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(画像出典元はこちら)

さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。

「一斑 (いっぱん) を見て 全豹 (ぜんぴょう) を卜 (ぼく) す」とは?

物事の一部分だけを見て、全体を推し量ることの例えです。

「斑」はまだら模様、「卜」は占うという意味です。皮にある一つの斑模様を見て、豹の皮だと知るということを指した言葉です。

昨日の記事で「一葉落ちて天下の秋を知る」という格言から、「 一を聞いて十を知るレベルを目指したい」と書きましたが、それに通じますね。

「一事が万事」となるか?

類義の言葉として「一事が万事」があります。一つのことを見れば、他のすべてのことが推測できるという意味ですね。また、一つの小さなことに見られる傾向が、他のすべてのことに現れるという意味でもあります。

さてさて、なんでも複雑になってしまった現代で、一事が万事と言えることがどれくらいあるでしょうか?

論理学の世界で「一般化」という言葉があります。さまざまな事物に共通する性質を抽象し、一つの概念にまとめることを指します。概括、普遍化とも言います。

ただ、少ないサンプルから短絡的に一般化してしまう危険もあります。ある人が書いた字が下手で、文章も上手くないから、その人はだらしない人だ、と決めつけるようなことです。

一事が万事となるか、慎重に見極めないといけませんね。

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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2017.6.12記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
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