(画像出典元はこちら)
さて、今日も日めくりカレンダーの「格言」からです。
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」とは?
何事も経験してみなくては本当のところは分からないのだから、やりもしないで批判したり評価したりするべきではないという意味です。
馬には乗ってみなければ善し悪しがわからないし、人とは付き合ってみなければその人の性質は分からないということを表しています。
何事も経験することによって、そのものの良さが初めて分かるのだから、始める前から軽々しく批判するのは良くないという戒めです。
もともとは縁談を勧めるようなときに、実際に結婚してみなければ相手の本当の人柄は分からないとして言った言葉だそうです。
「人は見かけによらぬもの」とはよく言ったもの
人は外見とは違った意外な一面を持ち合わせているものであり、見た目だけでその人を分かることはできないという意味で「人は見かけによらぬもの」と言われます。
例えば、「昼行灯 (ひるあんどん) 」と揶揄される人がいたとします。昼間に行灯をつけても目立たない、意味がないというところから『ボォーっとしている人』や『存在感の薄い人』を指してそんな言い方をされます。
一方で、動作も機敏で、見るからに切れ者で優秀そうな外見を持った人もいます。
そんな人も一旦事が起こった時は、オタオタして役立たずな醜態をさらすかもしれません。一方で、普段ボォーっとしている昼行灯の人が、見違えるようにテキパキと動いて的確な対応をするかもしれません。
まあ、ここまで極端なことはないかもしれませんが、電車のシートに座っていた一見強面 (こわもて) のお兄さんが、お年寄りや妊婦さんに席を譲ったりするシーンは何度か見たことがあります。それも照れ臭そうに…
というわけで、自分が人に与えるファースト・インプレッションを良くするように心掛ける必要はありますが、初対面の人に対しては予断を持たないようにしたいものです。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2017.6.14記)