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さて、今日目に留まった故事ことわざは、「狭き門より入れ」です。
「狭き門より入れ」とは?
事を成す時に、簡単な方法を選ぶより困難な道を選ぶほうが、自分を鍛えるために役立つという教えです。
『新約聖書』マタイ伝第七章に「狭き門より入れ。滅びに至る門は大きくその路は広く、これより入る者多し。いのちに至る門は狭く、その路は細く、これを見出す者なし」とあるのに由来しているそうです。
「狭き門」は、キリスト教で天国に至ることが困難であることを例えた言葉です。
転じて、入学試験や就職試験など、競争相手が多くて突破するのが難しいことを指すようになりました。
狭き門にチャレンジすることはリスクが伴うが…
現代経営学そしてマネジメントの父とでも言うべきピーター・ドラッカーの言葉に次のものがあります。(こちらのサイト参照)
「あえて変化の先頭に立ち、その生み手となる」
ドラッカーは言います。
変化はコントロールできない。
できるのは変化の先頭に立つことだけである。
自ら未来を作ることにはリスクが伴う。
しかし、自ら未来を作ろうとしないことのほうが
リスクが大きい。
成功するとは限らない。
だが、自ら未来を作ろうとせずに
成功することはない。
今、私達が生きている時代は、目まぐるしく変化しています。日本は、人口減少社会に突入し、人生は100年時代を迎えようとしています。
学校を出てから、定年まで勤め、老後を送る、といったこれまでのステージを過ごす人生は難しい時代となりました。
AI や IoT といった今後の科学技術の進歩はとどまるところを知らないでしょう。そんな時代に私達はどう生きればいいのでしょうか?
誰もが人生を模索する今の時代にあっては、自ら変化の先頭に立ち「狭き門」を目指すことも一案だと思いますが、如何ですか?
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.7.21記)