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さて、今日の格言は、「天高く馬肥ゆる秋」です。
「天高く馬肥ゆる秋」とは?
秋の快適な気候のことを指します。
秋は空気も澄んでいて、空も高く感じられ、馬も肥えるような収穫の季節でもあります。
秋の季節の素晴らしさをいう句で、手紙などで時節の挨拶として用いられていますね。
杜審言の詩『蘇味道に贈る』に「雲浄くして妖星落ち、秋高くして塞馬肥ゆ」とあるのに基づくそうです。
昔、中国では、北方の騎馬民族の匈奴が収穫の秋になると大挙して略奪にやってきたので、前漢の趙充国はそれを見抜き、「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、今年もその季節がやってきた」と、警戒の言葉として使ったそうです。しかし、匈奴が滅びた後は、現在の意味で使われるようになったとのことです。
本格的な秋はもうすぐ
爽やかな風が吹いたかと思うと、ムシムシとした空気で夏の名残りを感じたりと、季節の変わり目を感じる今日この頃です。
そして、秋も本番になれば、いよいよ「食欲の秋」全開です。夏の疲れが出る頃に、秋の味覚も出回るので食欲を満たしつつ、疲れも癒やしたいですね。
でも、まず秋の魚の代表格である秋刀魚 (サンマ) の不漁が懸念されます。獲れても昨年より小ぶりのようです。
その他、天候不順による野菜の価格高騰や相次ぐ原材料の値上げも追い打ちをかけます。
まあ、それでも賢く買い物をして、秋を満喫したいですね。あんまり身が「肥ゆる」ことのないように注意して…(^^;
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.9.12記)