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さて、今日の故事ことわざは、「泣く子と地頭には勝てぬ」です。
「泣く子と地頭 (じとう) には勝てぬ」とは?
道理の通じない者や権力者にはどうやっても勝てないから、無理を言われても従うしかないという意味です。
道理の通じない赤ん坊 (泣く子) や権力者 (地頭) とは、いくら争っても無駄であるということから、このように言われています。
地頭とは、平安・鎌倉時代に荘園を管理し、税金を取り立てていた役人のことで、権力を振りかざして横暴を働いていたそうです。
今日10月22日は「平安遷都の日」
今から1223年前の794年 (延暦13年) 10月22日に、桓武天皇が長岡京から山背国葛城郡宇太村の新京に移りました。
「平安京」と命名されたのは、その年の11月8日でした。「鳴くよ (794) 鶯 (ウグイス) 、平安京」と年号を覚えたのは、中学時代でしたか…
税金を取り立てていた役人である地頭 (じとう) も、この頃から横暴を働いていたのでしょうか。
現代は、時の権力者とは戦う術 (すべ) がある
平安時代の役人は、さぞや横暴だったのでしょうね。
それに比べて、現代は民主主義の時代です。時の権力者を支持する・しないは、選挙権という権利を行使することで意思を表明できます。
そして、今日は、衆議院総選挙の投票日です。日本を導く政権を選択する総選挙です。
明確な支持・不支持を表明できない場合は、白票を投じることも立派な意思表示です。
台風襲来で、荒れた天候になっていますが、期日前投票・不在者投票ができなかった方は、なんとか荒れた天気の合間を見て、投票所に足を運んで頂きたいと思っています。
そして、なんとか投票率が、前回を上回って欲しいと願っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.10.22記)