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さて、今日6月4日は、「 6 (ム) 4 (シ) 」の日付語呂合わせから「虫の日」になっています。
「虫の日」とは?
由来は日付語呂合せからですが、そもそもは手塚治虫氏らの呼びかけで設立された日本昆虫クラブが「虫が住める街づくりを」と制定した記念日だそうです。
また、独立国「カブト虫自然王国」の福島県常葉町振興公社でもこの日を「ムシの日」と制定しているそうです。
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虫の目に見えるもの、鳥の目に映るもの
虫から見えるこの世界は、どんな感じでしょうか?ちょっとした雑草も、きっと大木のように視界を遮り、本当に狭い範囲しか見えないでしょうね。食料も、木の樹液など限られたものでしょう。
一方で、上空を飛ぶ鳥は、その視力を活かして地上の獲物を物色し、一旦見つけたなら上空から急降下し、その鋭いくちばしで獲物を一気に仕留める、というイメージがあります。
虫の目も鳥の目も大事
では、鳥の目の方がいいかと言うと、一概にそうは言えません。虫は、鳥が見逃してしまう細かい点に気がつく長所があるように思います。
人間でいえば、虫のように、じっくりと細かい点を観察し、よく見極めることが必要な場面と、鳥のように、高い視点で物事を俯瞰することが必要な場面と両方あります。
着眼大局、着手小局
こうした二つの場面を、よく「着眼大局、着手小局」と言います。大局を見失わないよう高い視点で物を見て、「神は細部に宿る」ので実際に手を付ける時は、決して細部を疎かにせず取り組む、ということですね。
この順番を逆にすると「木を見て、森を見ず」になってしまうわけです。
ということで、「手術は成功した、しかし患者は死んだ」という事態にならないよう、部分最適を避け、全体最適を図ることを心掛けないといけないわけです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.6.4記)