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さて、今日6月17日は「おまわりさんの日」です。
「おまわりさんの日」とは?
今から144年前の1874年 (明治7年) 6月17日に、巡査制度が誕生したことに由来しています。
また、同じ年に東京では交番制度も誕生しました。
当時の交番は今のような建物ではなく、3人1組となった当番員が特定の場所に出向き、100歩の範囲内で歩きながら立番を1時間ずつしていたことから、「交替で番をする所」という意味で「交番所」と呼ばれていたとか。
明治14年から交番の建物が建てられるようになり、「派出所」と呼ばれていましたが、平成6年になって「交番」という名称で正式に統一されたのだそうです。
自らの職業への矜持
最近では、警察官の不祥事が頻繁にニュースになります。昔は、おまわりさんの制服には絶対の信頼を置いていたように思います。でも、最近では無条件に信頼するのが難しいかもしれません。
警察官になるには、警察学校でイロハから厳しく徹底的に教育されるのだと思いますが、その中には市民を守る職業に就く者としての矜持も教え込まれるはずです。
最近では、東海道新幹線で殺人を犯した若者に対して、15分間にわたり説得を試みた乗務員の方がいました。凶器のナイフを振り回した犯人に、丸腰で対峙した時の恐怖は想像を絶します。
でも、その犯人に対して辛抱強く説得にあたったのは、乗務員としての義務感というよりも、その職に就いている者としての矜持だったのではないでしょうか。
絶体絶命のピンチに襲われた時、その職の任を全うできるかどうかは、その矜持を持てるかどうかだと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.6.17記)