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さて、サッカーW杯決勝トーナメント初戦で、ベスト8進出まであと一歩のところで逆転負けを喫してしまった日本代表。その健闘ぶりに対して、一夜明けて世界中からさまざまな賛辞が送られています。
そして、FIFAのジェネラルディレクターがTwitterに投稿した内容が話題を呼んでいます。(投稿から約7時間後に、なぜか削除されたようですが…)
ベルギー戦を終えた直後の日本代表ロッカー
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写真で見る限り、ロッカールームはきれいに掃除され、床にはゴミ一つ落ちておらず、美しい状態に保たれています。
さらに、入り口側の棚の上にはロシア語で「スパシーバ(ありがとう)」のメッセージが書かれた紙も残されていました。
Twitterに投稿したFIFAの幹部プリシラ・ジェンセンズ氏は、「サポーターもスタジアムでゴミ拾いをした。すべてのチームにとって模範となります。日本代表と一緒に仕事が出来たことを誇りに思う。」などのコメントで絶賛しています。
この投稿に対しては、返信やリツイートなどで、世界各国から「ありがとうのメッセージは桁違いだ」「arigato」「真の勝者がいた」などの声が寄せられているそうです。
散り際の美学
このニュースを見て、やや感傷的に過ぎるかもしれませんが、「散り際の美学」という言葉を思い起こしてしまいました。
桜は、散る間際が一番美しいといいます。その美しさを、日本代表チーム (監督、選手、スタッフ) が体現したように思うのです。
きっと床を掃除した人も、椅子を拭いたであろう人も皆、心の中で「ありがとう…」と呟きながら作業していたのではないでしょうか。
そして、ロッカールームを去る時、最後にドアのところで回れ右して深々と礼をしている姿が目に浮かびます。(勝手な想像ですが…)
今回は、たまたまFIFAの幹部が日本代表ロッカーを覗き、感嘆して撮影し、Twitterに投稿したから公になりました。そうでなければ、外部に知られることはなかったでしょう。
こんなふうに公になって、実際に清掃した方々は面映ゆい思いをしているかもしれません。
でも、こうしたことから日本人の民度の高さを世界に伝えることができたのですから良しとしましょう。
そして、何よりも僕が、日本代表チームをさらに誇らしく思えるようになったことが、とてもとても嬉しいのです。
ということを記憶に留めておくために、今日のブログに記しておきます。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2018.7.4記)