(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第7回です。
人生100年時代の到来
100年ライフと言われるようになったのは、次の書籍がきっかけでしょう。
この本の著者は、「WORK SHIFT」という本で、2013年ビジネス書大賞を受賞したロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏です。
そして、著者はこの本で、誰もが100年生きうる時代を、どうポジティブに生き抜くかについて、戦略的な人生設計を指南しています。
100年ライフの前提として、「みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という3つのステージを生きた時代は終わった」と指摘し、これからは、この3つのステージだけではないマルチステージを生きていく必要があると説きます。
次の一節を引用します。
人生で多くの移行を経験し、多くのステージを生きる時代には、投資を怠ってはならない。新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフスタイルを築くための投資、新しいスキルを身につけるための投資が必要だ。
100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、消費とレクリエーション (娯楽) の比重を減らして、投資とリ・クリエーション (再創造) の比重を増やせることなのかもしれない。
各ステージを生きるための投資とリ・クリエーション (再創造) が必要だというわけです。
50歳、60歳はハナ垂れ小僧
僕は2016年の暮れに「LIFE SHIFT」を読みましたが、それよりずっと以前に次の言葉を聞いたことがあります。
50,60ハナ垂れ小僧、
70,80働き盛り、
90になってお迎え来たら、
100まで来るなと追い返せ!
僕も50代になっていたので、なるほど、と妙に納得したことを覚えています。やはりこれからの人生、その意気で進んでいきたいですね。
そして、70歳80歳になっても働き盛りでいるためには、健康はもちろんですが弛まぬ自己投資とリ・クリエーション (再創造) が必要だと思います。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2019.1.11記)