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さて、「今日の一言メモ」第9回です。
自分をアップデートする必要性
先日のブログ記事で、人生100年時代を迎えて、教育、勤労、引退という3つのステージだけではないマルチステージを生きていく必要がある、と書きました。
そうした生き方では、ステージ毎の新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変え、新しいライフスタイルを築き、新しいスキルを身につける必要があります。
そのための投資をして、自分をアップデートしていくわけです。
「旅」は自分をアップデートするのに有効な手段
3年前に本田直之さんが書かれた「 TraveLife クリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと」 という本を読みました。
本田直之さんは、ご存知の通り東京とハワイの2拠点を中心に、世界中を飛び回り活躍されている方です。
その生き方の原点といえるのが、若い頃に経験した海外一人旅だったことの記載から始まり、旅することで得た気づきや学びが丁寧に紹介されています。
そして、その中で次の一節が目に留まりました。
自分をアップデートする時に不可欠なのはクリエイティビティだ。
常にインプットをして材料を集め、そこに自分のクリエイティビティを加えて新鮮なアウトプットをすることが大切だ。
本田さんは、インプットに一番手っ取り早い方法は違う国に行くこと、と書いています。でも、そうおいそれと海外に行くわけにもいきません。
そこで、ここは拡大解釈させてもらって、自分の知らない世界に行く、と考えてみます。
一歩外に出れば、自分が住んでいる街でも知らない路地や、入ったことのないお店がたくさんあります。でも、ちょっと近すぎるので、電車で移動する距離に広げてみます。
よく行く地域は除いて、まったく土地勘のないところに出向けば、それはもう旅気分です。そこで出会った人に聞いて、面白い場所や美味しいお店を探してみれば、それはもう立派なショートトリップではないでしょうか?
クリエイティビティを高める
そうして見聞きしたこと、味わったことなどの体験を記録し、反芻して自分なりの思いを加味してアウトプットしていけば、新たな世界が開けそうです。
こちらのブログ記事でご紹介したように、2019年は「知的生活の設計」を志しています。知的生活とは、次を意味します。
知的生活とは、新しい情報との出会いと刺激が単なる消費にとどまらず、新しい知的生産につながっている場合を指す
つまり、海外への旅であれショートトリップであれ、違った環境に身を置き新たなインプットを得ることで、自分のクリエイティビティを高め新鮮なアウトプットができれば、それが知的生活に繋がるはずです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.1.13記)