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さて、「今日の一言メモ」第37回です。
パナソニック/津賀一宏社長の言葉
2018年、創業100周年を迎えたパナソニック。これからの時代、パナソニックはどこへ向かうのか。社会へのお役立ちの姿、事業の構想について、津賀一宏社長が基調講演で以下のように述べています。(こちらのサイト参照)
基調講演の冒頭、津賀社長は「パナソニックとはいったい何の会社なのか」という問いに対し、「『くらしアップデート業』を営む会社」であると述べました。
これまでの製品は、より機能性を高め、より上級なものを提供する「アップグレード」を競い合ってきました。しかし、今は一人ひとりの価値観が解放され、その人が心地いいと感じる時間と丁寧に向き合う時代。
こうした変化に対応し、製品やサービスを更新し続けることが必要であると語り、「一人ひとりにフィットしたアップデートを実現していく」という「くらしアップデート業」こそがパナソニックの存在意義であると述べました。
自分の使命は「顧客をアップデートする」こと
津賀社長の言葉に接して、僕がITコンサルタントとして無意識に行動してきた根底にある価値観に気付かされました。
今、コンサルタントとして接しているお客さまは中小企業です。そして、提供している価値は、高級・高機能を追求する「アップグレード型」ではなく、その会社の持つリソース (人材やサービス機能) を「アップデート」し続けることです。
それが結局、お客さまの要望により高い水準でお応えできると感じています。
というわけで、コンサルタントというお仕事も「顧客アップデート業」と表現できるな、と感じた次第です。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.13記)