Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・目標達成への判断基準を、自分の内部に持つ

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第38回です。

不安を克服する方法「目標の内面化」

人間は生きている以上、不安を持たずにいることは難しいでしょう。なぜなら人間は「想像力」があるからです。今は見えない未来を想像できるから不安になれる(!)のです。他の動物にはできない芸当です。

そんな不安を克服する一つの方法として「目標の内面化」があります。目標の内面化とは、目標達成への判断基準を自分の内部に持つことを意味します。それは外面化された目標ではなく、内面化された目標を持つということです。

例えば、今が盛りの受験シーズンで考えてみます。外面化された目標とは、「東京大学に合格すること」ということになります。それを内面化すると、「東京大学に合格するために最善を尽くすこと」となります。

外面化された目標の場合は、不可抗力が存在します。つまり、自分の努力以外の要素が多く介在しています。でも、内面化すれば目標に向けての全てが不可抗力化するので、言い訳の余地が消え、自分で目標への歩みを測定でき、その結果に対して全面的な責任を負うことができます。

外面化された目標に向かっていると、自分が最善を尽くしていても焦りや不安に苛まれることがありますが、目標を内面化することに切り替えることができれば、不可抗力に悩まされることなく、自分が最善を尽くしているという自負がある限り、その状態に満足できるでしょう。

目標の内面化は、相対的な欲を捨てることに通じる

今年のお正月に、”【2019年の課題】・・・「相対的な欲」の断捨離を進める ” という記事をアップしました。

「相対的な欲」とは、他人と比べて自分に不足していると感じている時に起きるものです。地位や名誉、名声、金銭などが典型的な例でしょう。

そして、他人と比べて自分が劣っている、と感じた時に不安や焦りを感じることが多いのではないでしょうか。例えば「自分は豊かな老後を過ごせるだろうか」という不安を持ったとします。

そう感じたのは、経済的に恵まれたご老人を目にして、自分はあんな風に過ごせるだろうか、と考えてしまったからかもしれません。それは「相対的な欲」に通じますよね。

それを「老後は健康で好きなことを満喫できるよう、最善を尽くす」と、目標を内面化できれば、それは「絶対的な欲」となり、不安を感じることなく実際に最善を尽くすことになるでしょう。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしますね。
ではまた!

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(2019.2.14記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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