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さて、「今日の一言メモ」第44回です。
孫正義氏とティム・クック氏の発言
以前、ソフトバンクグループの創業者である孫正義氏に対して、あるTwitterユーザーが「髪の毛の後退度がハゲしい」と呟いたたそうです。
それに対して、孫氏は次のように切り返し、フォロワーを唸らせました。
「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。」
髪の毛が少々後退しようが、それがどうした?私は日々進化しているのだ。それに比べたら髪の毛など微々たることだ。という自負がないと、こんな言葉は出てこないでしょう。(ほんとは気にしていたとしても…) 流石です。
また、Appleのティム・クック最高経営責任者 (CEO) が同性愛者であることをだいぶ前にカミングアウトしましたね。
この時に、クック氏が書いた手記も注目すべき内容でした。それは次のようなものです。
「明確にさせてほしい。私は同性愛者であることを誇りに思っている。同性愛者であることは、神から与えられたすばらしい贈り物のひとつだと考えている。
マイノリティであることの意味をより深く理解し、別のマイノリティに属する人々が、日々どのような困難にぶつかっているかを知ることができた。そのおかげで、人の気持ちを思いやれるようになり、人生がより豊かなものになっている。」
AppleのCEOが、このようにカミングアウトすることは、同じようにマイノリティの立場で悩んだり苦しんだりしている人々に、大きな勇気を与えたのではないでしょうか。
何事も肯定的に捉え、発信する
最近では、池江璃花子選手や堀ちえみさんが、それぞれ白血病や舌がんであることを公表し、共に病魔と闘う決意を示しました。
どんなことも否定的に捉えれば、それは苦しみ、悲しみ、悩み、絶望に繋がる負のスパイラルを招きます。
しかし、勇気ある人たちは、どんなことも肯定的に捉え、プラスの側面を見出し、それを積極的に外部に発信することで正のスパイラルに導くのではないでしょうか。
起きた事実は確かにそこにあります。しかし、それを右から見るか、左から見るかで解釈は大きく異なるものになります。
であれば、何事も肯定的に捉え、それを積極的に発信する姿勢を忘れずにいたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.21記)