Challenge Next Stage 〜目指せ!出版への道〜

【今日の一言メモ】・・・毎日の積み上げを設計する

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(画像出典元はこちら)

さて、「今日の一言メモ」第2回です。

昨日のブログで、このシリーズを開始するきっかけとなった次の書籍をご紹介しました。

この中で、なるほどと深く頷いたのが「毎日の積み上げを設計する」という一言です。

「量が質に転化する」決定的な境界がある

10,000時間の法則」は、きっと多くの人が聞いたことのある法則でしょう。マルコム・グラッドウェル氏がその著書『天才!成功する人々の法則』で紹介したものです。

それは何事も一流の域に達するのは、天賦の才能ではなく、累計で約10,000時間の練習や特訓をすることだ、とする考え方です。

その時間数の妥当性についてはともかく、ある一定の量が質に転化する決定的な境界があることは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

鉄棒でどうしてもできなかった逆上がりが、何回も何回も練習するうちにある日突然できるようになったり、自転車に乗れるようになるまで何回も何回も転んで練習したとかです。

長く踊り場状態だったものが、一気に次のステップに進んだ瞬間です。

未来の到達点を意識して、今日の活動量を決める

「知的生活の設計」の中で著者は、この量が質に転化することを予測することで、未来に先回りした思考方法が可能になると説きます。

例えば、一つのジャンルについてまとまった知識を得たいと考えていて、そのジャンルに存在する代表作を200冊程度だと見積もった場合、1日に何ページ読んでいれば3年以内にそれを網羅することができるかという発想です。

これは何も目新しい考え方ではないでしょう。世に「逆算手帳」(逆算思考+手帳術) があるように、未来の到達点から逆算してそこに至るルートを設定していく考え方です。

ですが、知的生活を設計するには、さらに毎日の活動「量」を決めていくことが求められるのです。

最後に、著者は次の言葉で、このセクションを締め括っています。

知的生活を設計することは、
やがて到達したい未来を意識しながら、
今日を楽しむための考え方といっていいでしょう。

これは、昨日のブログでご紹介した鈴虫寺の桂住職の言葉「ただ “今” を生きる」に通じる気がします。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

・・・・・・・・・・・・
(2019.1.5記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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人生のセカンドステージを、ポジティブ&アクティブに過ごすことを目指して、アラカン(アカウンド還暦)世代の筆者が思いを綴るブログ。
Consulting Office SMART代表/富田邦明が人となりをお伝えするために運営しています。

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