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さて、「今日の一言メモ」第226回です。
「猿に烏帽子」
「猿に烏帽子」とは、似つかわしくないことをする例えであり、また、外見だけを取り繕って、中身が伴わないことの例えでもあります。
「烏帽子」とは、時代劇で男性が礼服を着用する際にかぶる帽子姿でお馴染みですね。そんな烏帽子を猿にかぶせても、そぐわないことから、こう言われています。
でも、サザンオールスターズの歌に出てくる、湘南の海に浮かぶ烏帽子岩の方が有名でしょうか。
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金メッキも重ねれば、本物になるかもしれない
猿に烏帽子であれば、人に例えると「馬子にも衣装」でしょうか。どんな人間でも、身なりを整えれば立派に見えるという意味です。
でも、実際に身なりを整えれば、心持ちも変わってきます。そして、その外観に見合った内面を持ちたいと願うでしょう。
いわば金メッキを施せば、本物の金になりたいと願うようになり、そう努めるうちに本当に金に化けるようなものです。
本当はできないことも、背伸びして「できます!」と手を挙げて取り組めば、夢中になって、できるようになるかもしれません。
そういった意味で、形から入る、というのは結構大事なことだと思うのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.9.28記)