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さて、「今日の一言メモ」第246回です。
「いつまでもあると思うな親と金」
「いつまでもあると思うな親と金」とは、独立心を養い、倹約を心がけよという戒めです。
いつまでも親が面倒をみてくれるわけではなく、親はいつか死ぬものであり、あると思っていても金は使えばなくなってしまうという意味から、このように表現されています。
人は誰かに頼る心を捨て、節約して生きていけということですね。
「節電」と「身を切る改革」が消滅した謎
倹約・節約というと、すぐに思い浮かぶのが、8年半前の東日本大震災が起きた後の生活です。
原発停止という事態に陥り、首都圏の電力供給が逼迫するということで、1日に2時間程度の計画停電が行われました。
我が家の近辺は、1日に2度も停電することもありました。その後も毎日、節電節電と叫ばれて、夏のエアコン設定温度も28℃を徹底するように言われていました。
それが、いつしか原発以外の発電量が増え、いつの間にか節電機運もどこかに消え去っていきました。
また、かつて消費税増税論議のさなか、増税の前にまずは行財政改革で、身を切る改革が先だということになったはずです。
それが、最近では日本維新の会/松井代表が指摘している位で、永田町・霞ヶ関界隈からは何も聞こえてきません。
不思議なことに、あれだけ騒いでいたマスコミの報道も、「節電」と「身を切る改革」については、まず触れられていません。
国民も「言っても無駄」と諦めて、行財政改革が進まないことに目をつぶっているのでしょうか…
無駄を省き、断捨離を進め、シンプルに生きる
なんだかんだ言っても、日本は言論の自由が保障され、職業選択の自由もあり、個人の意思次第で如何様にも生きることができます。
中国や北朝鮮に生まれていたら、と想像してゾッとしたことは多くの人があるのではないでしょうか?
とは言え、いつのまにか電力を湯水のように使い、税金の無駄遣いにも目をつぶっているのは如何なものか、とも思います。
身の回りに溢れているものを整理し、身軽になってシンプルに生きることで、節電も図り、税金の無駄遣いにも敏感になることが求められているのではないでしょうか。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.10.21記)