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さて、「今日の一言メモ」第285回です。
「色即是空、空即是色」
「色即是空、空即是色 (しきそくぜくう、くうそくぜしき) 」とは、この世にある全てのものは因と縁によって存在しているだけで、その本質は空であるという意味です。
また、その空がそのままこの世に存在する全てのものの姿であるということを指しています。
「色」とは、宇宙のすべての形ある物質のことで、「空」とは、実体がなく空虚であるということです。
「即是」とは、二つのものが全く一体不二であることを意味します。
全てのものは、永劫不変の実体ではないという、仏教の根本教理で『般若心経』にある言葉だそうです。
日本人初の宇宙飛行士が誕生した日
さて、今日12月2日は、今から29年前の1990年に、日本人初の宇宙飛行士が誕生した日です。
この日、当時TBS記者だった秋山豊寛氏が、ソ連の宇宙船ソユーズTM11号に乗り込み、日本人初となる宇宙飛行を経験しました。
秋山氏は、自分の目で地球を含む宇宙を、すなわち「色」をどのように見たのでしょうか。また、暗黒の空間は、すなわち「空」はどう映ったのでしょうか。
この地球で生きること、日本に生まれたことを感謝する
緊迫を増す東アジア情勢、日本国内で連日報道されるさまざまな事件、いろんなことがありますが、この素晴らしい地球で生きることの本質はなんだろうか、と考えてしまいます。
そして、令和の時代を迎え新天皇の即位、即位礼正殿の儀、即位祝賀パレード、大嘗祭などをニュースを拝見するにつけ、中国や北朝鮮や韓国ではなく、日本に生まれたことを素直に感謝している自分がいます。
言論の自由、信教の自由が憲法で保障され、極めて安全で清潔な国である日本に生まれ育ったことは、なんと恵まれたことかと思うのです。
宇宙の中では、ちっぽけな地球、そして、その中でもちっぽけな日本、さらに吹けば飛ぶような一人の人間として、人さまに貢献するためにこれからも微々々力ながら精進し続けたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.12.2記)