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【今日の一言メモ】・・・水も空気も電気も有限な資源、「もったいない」精神を引き継ぎ過ごしていきたい

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第384回です。

「電気記念日」

3月25日は「電気記念日」だそうです。この記念日は、日本電気協会が1927年(昭和2年)9月に制定しました。

それは、今から142年前の1878年 (明治11年) 3月25日に、東京・銀座木挽町に開設された中央電信局の開局祝賀会が、虎ノ門の工部大学校(現在の東京大学工学部)で開かれ、式場に50個のアーク灯が点灯されたことを記念したものでした。

このアーク灯が、日本で初めて灯った電灯でした。

次の画像は、1882年 (明治15年) 11月1日に、一般庶民が初めて電灯を見た時のものです。銀座2丁目の大倉組の前 (現在の松屋銀座店の向かい) で、午後7時30分に点灯されたそうです。

電柱の高さ5丈 (15m) 、ローソク4,000本分の明るさで、1時間点灯するのに20銭必要だったとか。

湯水の如く電気を使う現代

現代において、電気のない生活は考えられませんが、9年前に疑似体験しました。あの東日本大震災が起きたあとです。当時の我が家は、計画停電地域に入っていて、かなりの期間毎日のように1.5〜2時間停電しました。

多い時は、1日に2回もそれぞれ1.5〜2時間停電することもありました。

すべては原子力発電所が、全基停止したことが原因でしたが、それがきっかけでいろいろと考えさせられました。その時、駅前の商店街の照明は低く抑えられ、公共施設の下りエスカレーターはすべて止められました。

でも、それだけなら日常生活になんの支障もありませんでした。

それが今では、震災前と同様、煌々と灯りがともされ、止まっているエスカレーターはありません。行政からも節電に関する注意喚起はとんと聞こえてきません。

日本人の「もったいない」精神は、雲散霧消してしまったようです。そして、温暖化対策と安価に安定的に電力を供給する、という大義名分のもと、着々と原子力発電所の再稼働に向けてコトは進んでいます。

あの時、東日本壊滅の瀬戸際だったことを、僅かの間にケロッと忘れてしまっているように見えます(2020年3月現在「Fukushima50」という映画が上映されていますが、見たいと思っています)。

やはり、水も空気も電気も有限な資源です。「もったいない」という精神を引き継ぎ過ごしていきたいと思います。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.3.25記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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