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さて、今日5月5日は「こどもの日」で「端午の節句」です。そして、二十四節気の第7にあたる「立夏」に入りました。暦の上では、いよいよ夏になったわけです。
二十四節気の第7「立夏 (りっか) 」
「二十四節気」は、古代中国でそれまで使われていた暦 (月の満ち欠けをひと月とする「太陰暦」) と、実際の季節感の違いを修正するために考案されたものです。
(出典 : Wikipedia)
1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。
「立春」が「春」の始まりで一年がスタートします。その後6つずつ「春」「夏」「秋」「冬」と4つの季節が進みます。
「立夏」は、春分と夏至の中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合は、この日から小満⇒芒種⇒夏至⇒小暑⇒大暑と過ぎて、立秋 (今年は8月7日) の前日までが夏となるのです。
実際には、立秋からが暑さ本番という感じですけどね。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、4月30日に発表した関東甲信地方の5月2日から6月1日までの天候見通しによると、数日周期で天気は変わり、気温は高めで、降水量は平年並になりそうです。
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季節は夏へ、そして今はタメを作る時期
コロナ禍に見舞われて早3ヶ月が過ぎ、4月7日に発出された緊急事態宣言は当初予定の5月6日には解除することはできず、5月31日まで延長されました。
医療機関の崩壊を防ぎ、死亡者を最小限に留める段階まで感染拡大を抑え込み、徐々に経済活動を再開できるようになれば、緊急事態宣言は解除されるでしょう。
でも、治療薬やワクチン投与が可能にならなければ、コロナ禍の終息とはなりません。それまでは、感染者の数を抑えつつウィルスと付き合っていくことになります。
尺取り虫は、体を縮めたり伸ばしたりしながら前進します。前進するためにタメを作っているのです。
コロナと付き合うこれからの時間は、ぐっと身体を屈めてタメを作る時期です。そして、どれだけタメを作れたかで、その後の過ごし方が大きく変わることでしょう。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2020.5.5記)