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【今日の一言メモ】・・・「公平」「中立」の精神に則り、どんな同調圧力にも負けず差別行為には加担しない

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第416回です。

「世界赤十字デー」

今日5月8日は「世界赤十字デー」だそうです。この記念日は、赤十字の創始者、スイスのアンリ・デュナンの誕生日に由来しています。

今から192年前の1828年5月8日に生まれたデュナンは、1859年6月、戦争で数万もの兵士が死傷するのを見て、敵味方の区別なく苦しむ兵士を助ける中立・博愛の団体の創立を提唱しました。

その結果、1864年にジュネーブ条約が結ばれて国際赤十字が誕生、日本も1886年 (明治19年) に加盟しました。

赤十字のの7原則

僕は、東京渋谷にある日赤病院産院 (現・日本赤十字社医療センター) で生まれました。僕だけでなく、姉もそこで生まれ、姉自身の出産の時もお世話になりました。自分の命が誕生した地として、独特の思い入れがあります。

その後、さまざまな自然災害が起こり寄付をする際は、無意識に赤十字に募金しています。

その赤十字社は、以下の7原則に基づき活動しているそうです。

人道:赤十字の根本。
公平:国籍や人種などに基づく差別はしない。
中立:戦地や紛争地では友軍敵軍どちらにも与しない。
独立:政府の圧力に屈さず、また活動への干渉を許さない。受けるのは補助のみ。
奉仕:報酬を求めない。
単一:一国一社。国内に複数の赤十字社・赤新月社があってはならない。
世界性:全世界で同様に活動する。世界の赤十字・赤新月は互いに支援し合う。

この7原則により、どんな戦地にあっても赤十字マークをつけているもの (救護員・施設・車両など) に対しては、いかなる攻撃もしてはならないのが万国共通のルールになっています。(こちらのサイト参照)

(画像出典元はこちら)

こうして活動を行っている赤十字社の存在に感謝していますが、できればその活動範囲は災害時だけに留まり、戦争が存在しない世界になって欲しいものです。

差別のない世界へ

これまで人類の歴史の中で、差別が存在しない時代はなかったのではないでしょうか。

世界的に見れば、黒人差別などの人種差別は根深いものがありました。日本でも士農工商の身分制度が確立した江戸時代から、穢多 (えた)非人 (ひにん) という被差別民の存在がありました。

現代でいえば、男女による性差別や性的マイノリティであるLGBT差別などが存在します。

また、今回のコロナ禍により、感染者や家族に対する村八分行為が行われたり、医療従事者や家族を遠ざけようとする差別行為があったりと、目に余るものがあります。

いざ、自分や家族が感染者となった時に懸命に治療してくれるであろう医療従事者を貶めるなど人間のとる行為ではありません。

赤十字の原則にもある「公平」「中立」の精神は個人にもあてはまるものであり、どんなに周囲の人たちからの同調圧力を感じたとしても (たとえ村八分にされようと) 差別行為には加担してはいけないと思うのです。

・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!

・・・・・・・・・・・・
(2020.5.8記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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