さて、今日は「世界赤十字デー」だそうです。
「世界赤十字デー」の由来
赤十字の創始者、スイスのアンリ・デュナンの誕生日に由来しています。
今から187年前の1828年5月8日に生まれたデュナンは、1859年6月、戦争で数万もの兵士が死傷するのを見て、敵味方の区別なく苦しむ兵士を助ける中立・博愛の団体の創立を提唱しました。
その結果、1864年にジュネーブ条約が結ばれて国際赤十字が誕生、日本も1886年 (明治19年) に加盟しました。
「世界赤十字デー」に思うこと
僕は、東京渋谷にある日赤病院産院 (現・日本赤十字社医療センター) で生まれました。僕だけでなく、姉もそこで生まれ、姉自身の出産の時もお世話になりました。
自分の命が誕生した地として、独特の思い入れがあります。
その後、さまざまな自然災害が起こり寄付をする際は、無意識に赤十字に目が向きます。
その赤十字社は、以下の7原則に基づき活動しているそうです。
- 人道:赤十字の根本。
- 公平:国籍や人種などに基づく差別はしない。
- 中立:戦地や紛争地では友軍敵軍どちらにも与しない。
- 独立:政府の圧力に屈さず、また活動への干渉を許さない。受けるのは補助のみ。
- 奉仕:報酬を求めない。
- 単一:一国一社。国内に複数の赤十字社・赤新月社があってはならない。
- 世界性:全世界で同様に活動する。世界の赤十字・赤新月は互いに支援し合う。
こうして活動を行っている赤十字社の存在に感謝していますが、できればその活動範囲は災害時だけに留まり、戦争が存在しない世界になって欲しい、と思う「世界赤十字デー」の朝なのでした。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.5.8記)