(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第455回です。
「おにぎりの日」
今日6月18日は、「おにぎりの日」だそうです。これは、石川県鹿西町 (現:中能登町) の竪穴式住居跡の遺跡から、日本最古のおにぎりの化石が発見されたことがその由来です。
鹿西町が「おにぎりの里」として町興しすべく、記念日として制定したそうです。鹿西のろく (6) と、毎月18日の「米食の日」から6月18日が選ばれたとか。
おにぎりか?おむすびか?
そういえば、「おにぎり」と「おむすび」2つの呼び方がありますね。この点について、以前調べてみたら次のようなことのようです。
日本の大部分で「おにぎり」と呼ぶのに対して、関東~東海道にかけては「おむすび」と呼ばれています。しかし、同じ関東でも、東京や神奈川に関しては「おにぎり」と呼ぶそうです。
他にも、「握りまま(青森県)」や「おにんこ(栃木県)」といった呼び名が存在するようです。また、「おにぎり」とするコンビニ(ローソンなど)もあれば、セブンイレブンのように「おむすび」と呼ぶコンビニもあります。
このように、地域や店舗によってその呼び名はさまざまなのです。
長所の使い過ぎに気をつける
おにぎりとおむすびは、呼び方の差だけで実体は変わらないと言えるでしょう。
それに対して「優しい」という言葉と「優柔不断」という言葉ではどうでしょう。同じ「優」という漢字が使われていますが、意味合いはだいぶ異なります。
でも、優し過ぎると優柔不断になる、と考えれば紙一重の差です。性格が優しいのは長所ですが、その長所を使い過ぎると優柔不断という短所になると言えます。
そう考えると、短所というのは長所を使い過ぎた結果かもしれません。慎重に行動するのは長所ですが、石橋を叩いて壊してしまったら、それは慎重が過ぎるでしょう。
同様に、「明るい」も過ぎれば「お調子者」、「しっかりしている」も過ぎれば「性格がきつい」、「話がうまい」も過ぎれば「話が長い」、「何事も器用にこなす」も過ぎれば「器用貧乏」となるでしょう。
そう考えると、自分の短所を直すことを心掛けるより、長所を使い過ぎないように気をつけた方が良いかもしれません。
・・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
・・・・・・・・・・・・
(2020.6.18記)