さて、今日は「おにぎりの日」だそうです。
「おにぎりの日」の由来
石川県鹿西町 (現:中能登町) の竪穴式住居跡の遺跡から、日本最古のおにぎりの化石が発見されたことで、鹿西町が「おにぎりの里」としての町興しのために制定したのが、その由来です。
鹿西のろく (6) と、毎月18日の「米食の日」から、6月18日が選ばれたそうです。
「おにぎりの日」に思うこと
皆さんのところの呼び方は、「おにぎり」ですか?それとも「おむすび」ですか?この2つの違いって何なんでしょうね…
ということで、ちょっと調べてみました。
「おにぎり倶楽部」というサイトを見ると、次のような記載がありました。
日本の大部分で「おにぎり」と呼ぶのに対して、関東~東海道にかけては「おむすび」と呼ばれています。
しかし・・・同じ関東でも、東京や神奈川に関しては「おにぎり」と呼ぶそうです。
他にも、「握りまま(青森県)」や「おにんこ(栃木県)」といった呼び名が存在するとか。
また、「おにぎり」とするコンビニ(ローソンなど)もあれば、セブンイレブンのように「おむすび」と呼ぶコンビニもあります。
このように、地域や店舗によってその呼び名はさまざま。
ふ〜む・・・ほんとにいろいろなんですね。
そして「おにぎり」と「おむすび」の違いについて、形状・作り方・呼び名の由来、などによる説明がありました。
例えば、形状についての説明を要約すると、次のようになります。
古事記に出てくる三柱の神 (天と地が別れてはじめて現れた神様) に関連する言葉に「産巣日(むすび)」があります。
これは天地万物を生み出す神霊、またはその霊妙な力を意味しています。
当時の日本人は山を神格化して、その神の力を授かるために米を山型(神の形)に象って食べた・・・それが「おむすび」の始まりだそうです。
よって、「おむすび」は三角形でなくてはなりません。このように、形状を問わない「おにぎり」とは根本的な違いが見られます。
・・・なるほど。
他にも「おしるこ」と「ぜんざい」、「桜餅」と「道明寺」など、その違いをうまく説明できないものがありますよね。
同じような外見をしていながら、地域によって複数の呼び名を持つのは、食べ物に関する習慣の違いからでしょうか。
いずれにしても、この記事を書いていたら「おにぎり」(と僕は呼んでいます) が食べたくなってしまった「おにぎりの日」の朝なのでした…(^^;
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2015.6.18記)