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さて、「今日の一言メモ」第558回です。
「好きこそ物の上手なれ」
「好きこそ物の上手なれ」とは、どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いという意味です。
誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものだ、ということです。
芸事は、無理して嫌だと思いながらやっても成長はない、ということから、このように言われるようになりました。
スティーブ・ジョブズの言葉
昨日のブログ記事で、ボブ・ディランの言葉に触発されて、僕の人生の遠大な目標が決まった、ということを書きました。
それは、「自分が好きなこと、やりたくて堪らないことをやり遂げる」ということです。そして、ボブ・ディランの言葉は、スティーブ・ジョブズの言葉にも通じます。
スティーブ・ジョブズは、伝説のスピーチと呼ばれている、スタンフォード大学の2005年卒業式のスピーチで、次のように言っています。
毎朝鏡に向かって「もし今日が人生最後の日ならば、今日するつもりでいることを本当に行うだろうか?」と自問してきました。そして「ノー」という答えが何日も続くようならば、何かを変えるべき時が来ているのです。
人の一生は、嫌なことや気の進まないことをやり続けるには、あまりにも短いのです。
他人の目、世間体、見栄など、見えない鎖に絡め取られてがんじがらめになっているのなら、なんとしてもその鎖を断ち切る必要があります。
スティーブ・ジョブズは、スピーチの最後にこう言っています。
あなたの時間は限られています。無駄に他人の人生を生きないこと。
他人の人生ではない、自分だけの人生を生きる
人は物心がついた頃から、周囲の期待に応えようと健気に振る舞います。そして、よくやったね、と褒めて欲しくて頑張ります。
最初は親から、そして先生から、それからは親戚や友人や周囲のあらゆる人に認めて貰うべく努力をします。
そんなある日、気がついたら自分が本当にしたいことはなんだろう、という疑問が芽生えて立ちすくみます。
それまで周囲の期待に応えるべく生きてきたのは、他人の人生を生きていたことに初めて気づくのです。では自分の人生とはなんだろう、と自問自答した時に答えが見つからず呆然としてしまいます。
こんなことにならないよう、自分の心の奥底から湧き出る声に耳を傾けて生きていきたいものです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
では、また!
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(2020.10.15記)