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【今日の一言メモ】・・・エイプリルフール以外の日は、誰かを救うことができること以外の嘘はつかない

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(画像出典元はこちら

さて、「今日の一言メモ」第694回です。

「嘘も方便」

嘘も方便とは、嘘をつくことは悪いことですが、時と場合によっては嘘が必要なときもあるという意味です。

目的を遂げるために、時には嘘をつくことも必要になるということを表していますが、悪事に結びつく嘘でも許されるという意味で使うのは誤りです。

「方便」とは仏教用語で、衆生を真の教えに導く為に用いる仮の手段のことを指しています。

「エイプリルフール」

今日4月1日は、エイプリルフールですね。この日は、罪のない嘘をついて良いとされていて、日本では「四月馬鹿」とも呼ばれます。

その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していましたが、1564年にフランスのシャルル9世が、1月1日を新年とする暦を採用しました。

これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされています。

この日は、世界中で新聞が嘘の内容の記事を掲載したり、TVニュースでジョークニュースを報道したりして、その嘘のクオリティを競っています。

過去の作品(?)で記憶に残っているのは、2008年のエイプリルフール用にイギリスBBC社が実際にニュースで放送した動画です。ニュースのタイトルは「空飛ぶペンギンを発見!!」です。放送終了後に問合せが殺到したのも肯けるほどの素晴らしい出来です。今、見直しても感心してしまいます。

エイプリルフール以外は、人のためにつく嘘だけ許される

「嘘も方便」とは、嘘をつくことは悪いことだが、時と場合によっては嘘が必要な時もあるという意味でした。英語では「The end justifies the means.」というそうです。目的は手段を正当化するという意味ですね。

あくまでも、人のために嘘をつくことで、誰かを救うことができる場合に限って許されることです。悪事に結びつく嘘を許されるという意味で使うのは誤りです。

先日、「平成の三四郎」の異名を取った柔道家で、五輪金メダリストの古賀稔彦さんが腎臓がんを患い、53歳の若さで亡くなられました。しかし、古賀さんは昨年5月にがんの摘出手術を受けたことも母親には内緒にしていたそうです。(こちらの記事参照)

離れて暮らす老親には心配をかけたくない、という気持ちだったのでしょう。結果的に、親に嘘をついたことになりますが、誰もその嘘を責められないのではないでしょうか。

エイプリルフール以外で何か嘘をつく時は、「その嘘で誰かを救うことができるか、気持ちの負担を軽くすることができるのか」などと自問自答して「Yes」の場合のみ許す、というルールにするといいかもしれません。

・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2021.4.1記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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