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さて、「今日の一言メモ」第704回です。
「塵も積もれば山となる」
塵のようにごくわずかなものでも、積もり積もれば山のように大きくなるという意味ですね。
「塵積もりて山となる」「土積もりて山となる」「微塵も積もりて山となる」ともいうそうです。
小銭の貯金
1989 年(平成元年)に消費税(3%)が導入された後、1円玉や5円玉の登場機会がめっきり増えた時期があったことを覚えています。
当時は、玄関先などに小銭の貯金箱を置いて、毎日小銭入れに溜まった1円玉や5円玉を入れていた方も多かったように思います。
今や各種電子マネーが普及して、電車に乗る時も、コンビニなどで買い物する時も、小銭が必要な場面はすっかり減りました。
なので、小銭が貯まるペースは鈍っていると思いますが、それでも年単位で時間が経つと数万円になっていて、びっくりしたりします。
中高年に大切な「ちょきん」
貯金といえば、中高年に大切な「ちょきん」という言葉を思い浮かべます。でも、貯金ではありません。
今後ますます高齢化が進む中で、ひきこもりにならないことを含め、自己防衛はもはや必須です。
昨年からのコロナ禍でなかなか出歩くことができない中で、中高年が健康的に生きるために意識したいことが「きょうよう・きょういく・ちょきん」と言われています。
ただ、「きょうよう・きょういく・ちょきん」と言っても「教養・教育・貯金」ではありません。
お金は生活する上で必要なもので、確かに貯金は必要です。でも、健康のためのものではありません。
「きょうよう」とは、「今日、する用事」
「きょういく」とは、「今日、行くところ」
そして「ちょきん」とは、「筋力を貯めること」
何とも上手いことを言ったものだと思います。
これからの時代は、高齢夫婦の死別、未婚化、そして離婚の増大などで、おひとりさま社会が当たり前になってきます。誰しも、一人で生きていかなければならないことを覚悟する必要があります。
だからこそ、今日する用事、今日行くところがあること、自立して歩くための筋力が大事になるのです。
コロナワクチンの接種が進み、集団免疫を獲得すればこのコロナ禍も収まるはずです。その時に元気に過ごすために、今できることをやっていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2021.4.16記)