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閑話休題。
5月最終日曜日となりました。関東地方は梅雨入りしそうでしないまま、晴れの日が続いたりして、例年通り6月になってから梅雨入り宣言が出されそうです。
東京都に3回目の緊急事態宣言が発出されて36日目、延長されて19日目です。明日までの期限とされていましたが、6月20日まで再度延長されることになりました。
もはや国民には緊急事態宣言不感症とも言える空虚な受け止め方しか感じられません。それ自体に罪のないお酒や、感染症対策を万全にしても酒類提供の自粛、営業時間の短縮要請を強いられている飲食業は、十分な支援を受けられないまま、またズルズルとほぼ強制的に自粛させられる日々が続きます。あとどれくらい倒産、廃業するところが出るのでしょうか。
走り梅雨の時期が長く、新緑輝く爽やかな晴れの日が少なかった春の時期はまもなく過ぎ去り、梅雨になればシトシトジメジメと下を向く日が続きます。長く続くコロナ禍、そして、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で行動が制限され、気分は晴れやかになり得ません。
小さい頃を思い出すと、梅雨の時期に雨が降るとレインコートを着て傘を差して、家の庭のカエデの葉っぱにちっちゃいアマガエルが止まっていてケロケロと鳴いているのを飽かず眺めていました。
傘に当たる雨音を聴きながら、そんな時間が楽しかったことが思い出されます。あれから半世紀以上が経ちました。
こんな時はふと思います。あとどれくらい雨の音を聴ける日は残っているのだろうか、と……。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた！
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（2021.5.30記）
