(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第732回です。
「論より証拠」
『江戸いろはかるた』の一つとして有名な言葉ですが、口先で議論を重ねるよりも、証拠を出したほうが物事は明確になるという意味です。
物事の良い・悪いをはっきりさせるには、いくら上手に説明しても意味はなく、 証拠となるものを目の前に示したほうが、明らかにはっきりするということですね。
スマホに続いてドライブレコーダーが証拠を後押し
世に「百聞は一見にしかず」と言いますが、あーだこーだ言うより自分の目で見るのが一番です。
そうした意味では、近年のスマホの進化は著しく、非常に高精細な画像や映像が簡単に撮影できるようになりました。そして、そうした画像や映像がSNSを通じて瞬く間に全世界を駆け巡っています。
最近のニュース映像を見ても、事故や火災などの生々しい現場の状況が時々刻々と流れてきます。それもマスコミが撮影したものではなく、視聴者が撮影したものです。
そこは素人の撮影したものですから、プロに比べて画質は劣るとしても、かえって生々しく伝わるものがあります。
以前、ドラマで真犯人が事件現場の野次馬の中にいることが、たまたま他の野次馬が撮影した画像に写っていてアリバイが崩れたという話がありました。今では、何気なく映した画像が犯罪捜査に役立つ時代になったのです。
そして、最近の危険運転による事件もドライブレコーダーの映像が決定的な証拠になっています。それも以前のような前方だけの映像ではなく360℃ぐるりと四方を撮影できる機種も増えてきたことも追い風になっています。
画像・映像によるライフログも貴重な記録
僕は初期のデジカメを使うようになってから、出かけた場所や食べたものをこまめに撮影して写真日記を毎日欠かさず記録しています。今日で約18年(6,542日)になります。
デジカメで撮影した画像にはGPSデータが付加されているので、写真アプリで例えば「江ノ島」と検索すれば、過去江ノ島で撮影した画像が瞬時に表示されます。
ちなみに今のスマホ( iPhone 11 Pro )には、ここ6年ほどで撮り溜めた画像が約3.5万枚、動画が約200本記録されています。
最近の画像アプリは優秀で、例えば「コーヒー」と検索すれば、画像解析してコーヒーカップと類推されるものが映っている画像を表示してくれます。
友人の顔が映っている画像を1枚選んで、その友人の名前を登録すると、その名前で検索すればその人物と解析された画像が表示されます。
便利な世の中になったものですが、こんなことは序の口です。AI解析などによりもっと高度な検索なども可能になっています。
これからは画像と共に動画をもっと撮影することでライフログを充実させ、いつでも検索可能にすることで加齢による記憶力の低下を少しでも補っていこう考えています。
・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2021.6.1記)