(画像出典元はこちら)
さて、「今日の一言メモ」第820回です。
「ユネスコ憲章記念日」
さて、今日11月4日は「ユネスコ憲章記念日」です。今から75年前の1946年(昭和21年)の今日、ユネスコ憲章が発効し国連教育科学文化機関(ユネスコ)が、国際連合の専門機関として発足したことに由来します。
日本は、1951年(昭和26年)7月2日に加盟しました。ユネスコの正式名称は、英語で United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization, UNESCO となっています。
教育や文化の振興を通じて、戦争の悲劇を繰り返さないという理念により、ユネスコ設立の目的とその精神が設立の意義を定めたユネスコ憲章の前文に込められています。
それは、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という文言に顕著に表れています。
心の中に平和の砦を築く
ユネスコ憲章の前文にある「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない」という言葉は重みを持ちます。
韓国や中国国民に根強くある反日感情は、心の中に反日の砦が築かれてしまったからだと思います。それは幼少時からの教育のせいでしょう。
日本でも第二次世界大戦の戦前から戦中にかけて、「鬼畜米英」という教育が徹底され、子どもたちは誤った方向に導かれてしまいました。
現代にあっては、正しい歴史認識を持ち、心の中に平和の砦を築かなければなりません。
心の砦は、ガチガチに守りを固めた殻にしない
個人として生きていく過程では、さまざまに傷つき傷つけられることもあるでしょう。そうした経験をすることで、いつの間にか自分が傷つかないようガチガチにガードを固めてしまうかもしれません。
現代社会になって、子どもたちの不登校問題が大きくクローズアップされてきました。さまざまな理由から心に固い殻を作って閉じこもっているように思えます。
そうした殻を破るには、時間がかかると思います。そうした解決の術(すべ)を僕は知りません。でも、いつかは固い殻が柔らかい殻となって柔軟に対応できるようになるといいですね。
そして、大人になるにつれて、その殻が平和の砦となるような人生を歩めることを願っています。
・・・・・・
さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
・・・・・・・・・・・・
(2021.11.4記)