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さて、「今日の一言メモ」第853回です。
「正月事納め」
正月を迎える準備を始めるのは「正月事始め」で、かつては旧暦12月13日に行われていましたが、現在は新暦12月13日に行われています。
「煤(すす)払い」や、門松などに用いる松を山から切ってくる「松迎え」などの正月の準備にとりかかる日です。
これに対して、「正月事納め」は「松の内」または「注連(しめ)の内」の期間に飾られた門松や注連縄(しめなわ)の飾りを取り外す日となっています。
「松の内」「注連の内」はかつては、1月1日の「元日」から1月15日までとされていましたが、現在は1月7日までとするところが多いようです。また、関東では1月7日、関西では1月15日までとする地域が多いそうです。
なかなか直らない先送り癖
門松や注連縄の飾りを取り外す日は、先送りできません。この日と決められていて、それは全国共通のルールだからです。
それに対して個人の立てた予定など、すぐに先送りされてしまいます。こうした先送り癖は、多くの人が悩んでいるものではないでしょうか?
「明日できることは、今日やるな」という言葉を昔聞いたことがあります。今思えば、都合のいい言い訳ですよね。
かくいう僕も学生時代から、筋金入りの先送りキングだったと思います。試験勉強は代表格ですが、小学校時代の夏休みの宿題などにルーツがありそうです。
今では、だいぶマシになりましたが、それでもToDoリストに載ったまま消えない項目があるものです。
やるかやらないか悩んだら、とりあえずやってみる
物やサービスを買うか買わないか検討している時に、「値段で悩んでいるのなら買え、値段が理由なら買うな」という言葉があります。
いいものだけど高いなあ、と悩んだら買う、それほどでもないけど、まあ安いから買っとくか、というものは買わない。安物買いの銭失いになるから、というわけですね。
こうした意思決定基準を持つことは大切だと思います。
例えば、ある人は以下のような意思決定基準を持っています。
「着想は一晩寝かせると色あせる。その前にすぐに着手すべき。」
というルールを決めて、そのルールを遵守する、と決めて、一切例外を設けないそうです。
こうした意思決定基準を多く持つことで、先送り癖はずいぶん改善されるのではないでしょうか。
やるかやらないか迷ったら、とりあえずやってみる。迷うのは、やってみて失敗したらどうしよう、と結果を恐れる気持ちがあるからでしょう。
でも、先送りすると、やらなかった自分に対する後ろめたさがありますし、それからもやるかやらないか迷う時間的なロスが発生します。そんなことなら、とっととやってみればいいのです。そして、失敗したら「OK!次いこう!」とさっさと次の行動に移ればいいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.1.8記)