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さて、「今日の一言メモ」第855回です。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」とは、知らないことは積極的に質問するべきだという教えですね。
知らないことを人に聞くのは、そのときは恥ずかしいと思っても、聞かなければ一生知らぬまま過ごすことになるので、そのほうが恥ずかしいということです。
知らないことを恥ずかしがったり知ったかぶったりせずに、素直に聞いて学ぶべきだという教えになっています。
いくつになっても「知らない」と言える勇気を持つ
人間歳を重ねてくると、厄介なものも積み重ねてきます。それが、変なプライドだったり見栄だったりします。知らない言葉を耳にしたときに、あたかも知ったような顔をしてしまうこともあります。こんなことも知らないのか、とバカにされることが怖くて適当に受け流してしまうのです。
特に最近の若者言葉はバリエーションも多く、初耳のものが多いです。今はずいぶん使われるようになりましたが、「エモい」という言葉なんかそうです。
Wikipediaによると「英語の『emotional(エモーショナル)』を由来とした、『感情が動かされた状態』、『感情が高まって強く訴えかける心の動き』などを意味する日本のスラング(俗語)、および若者言葉である。」と説明されています。
こんな言葉を聞いて、知ったかぶりすると後で冷や汗をかくことになります。そんなときは「よく知らないから、意味を教えて!」と聞いてしまえばいいのです。
聞くは一時の恥と心得る
人に教えを乞うのは、とくに相手が年下であればあるほど抵抗感が強くなります。でも、そこをぐっと我慢してニコニコしながら「お願い!教えて!」と無邪気に聞いてみればいいと思います。
ほとんどの場合、馬鹿にすることなく喜んで教えてくれます。こんなオジサンに何か教えることができるというのは、それだけで嬉しいことのようです。
喜んでくれるのなら、もっと教えを乞えばいいと思います。でも、あんまり安易に聞くと「ググれ、カス!」(Googleで検索しろ!・・・死語?)と怒られてしまうかもしれませんが……。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.1.14記)