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二十四節気の第5「清明」
「春分の日」から2週間が経過し、4月5日から二十四節気の第5「清明」(せいめい)に入りました。桜も花びらが散って葉桜へと姿を変えつつあります。
「二十四節気」は、1年を24等分に割って24の区分が作られ、そのうちの6つずつで一つの季節を表します。二十四節気は期間としての意味もあり、4月5日から次の節気の「穀雨」前日 (4月19日) までが「清明」です。
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この時期は、万物が清々しく明るく美しい頃であり、江戸時代に書かれた『こよみ便覧』には三月節に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されているそうです。
今後1ヶ月の気候は?
気象庁が、3月31日に発表した関東甲信地方の4月2日から5月1日までの天候見通しによると、天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多く、気温は高め、降水量は少なめになりそうです。
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万物が清々しく明るく美しい頃を迎えて
日本の四季は本当に素晴らしいと、毎年この時期に思います。桜が咲いてから花冷えの日が続いていましたが、明日からはちゃんと春に暖かさに戻るようです。
「清明」の意味するところが「万物が清々しく明るく美しい頃」であることを改めて確認して、いにしえの人々がこの時期を待ち焦がれていたであろうことが容易に想像できます。
あの寒々しかった街路樹の枝にも葉が茂り出し、若葉の緑が眩しい頃になると生命力の息吹を感じます。そんな時期を迎えても、ロシアのウクライナ侵攻は先が見えず、コロナ禍は去らず再び第7波がくると言われています。
でも、世界がどんな辛い目に遭っても、季節は強く雄々しく進んでいることを見習って、自分も負けずに過ごしていきたいと思います。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2022.4.5記)