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【今日の一言メモ】・・・「岡目八目」というように、傍で見ている方が冷静に大局的な判断ができるので、主観的な見方だけでなく傍で見ている視線も持つようにする

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さて、『今日の一言メモ』第912回です。

「人のふり見て我がふり直せ」

「人のふり見て我がふり直せ」とは、他人の行動を見て、良いところは見習い悪いところは改めよということですね。「他山の石」や「他山の石以て玉を攻むべし」という言葉もあります。

他人のどんな言動でも、たとえそれが誤っていたり稚拙だったりした場合でも、自分の知徳を磨いたり反省の材料とすることができるという例えです。

「人のふり」はよく分かるが「我がふり」は分かりにくい

よく「なくて七癖」と言いますが、自分の七癖はなかなか気付かないものです。でも、逆に他人の癖は実に良く分かります。

そういった意味で、見習うべき点、改めた方がいい点について、ひとの姿を鑑と捉えて注意深く観察することはとても肝要かもしれません。

良い点について、自分も同じようにできているのか、悪い点について、自分も知らず知らず同じようなことをしていないか、振り返る必要があるでしょう。

「岡目八目」

昨日は、将棋の最年少5冠、藤井聡太棋聖が挑戦を受ける「棋聖戦」の第1局が行われ、挑戦者の永瀬拓矢王座が勝利しました。これで藤井棋聖のタイトル戦連勝記録は13でストップしました。

もともと囲碁の世界で言われていた「岡目八目」という言葉ですが、将棋の世界でも使われています。この言葉は、当事者よりも傍で見ている者のほうが物事の真相や得失がよくわかり、的確な判断ができることの例えです。

もともと囲碁の対局者が、熱くなって思わぬミスをすることがあるのに対し、傍で観戦している者のほうがむしろ冷静に大局的判断ができることを意味していました。その後、囲碁以外のことについても、第三者のほうが的確な判断ができるという意味で比喩的に使われるようになったものです。

藤井棋聖の場合は、AIでも打ち手を予想できないほどの名手なので、この言葉は通じないでしょうが、我々のような凡人は自分の主観的な見方だけでなく、側方2mほど離れたところから見るつもりで客観的な見方をするように心掛けたいものです。

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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!

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(2022.6.4記)

富田 邦明

IT関係のコンサルタントをしております。
業務効率化・システム改善だけでなく、経営者視点のリスクマネジメントも同時に行い、人とテクノロジーのシナジー(相乗)効果を最大限にすること、そして、活き活きとした雰囲気で働ける環境作りを目指しています。

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